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昨日の続きです。
すぐに「自分」にこだわってしまう人は、自分の心の中だけで物事を考え、解決しようとします。 これは「自分が好きな人」も「自分が嫌いな人」も同じです。 その時、自分が好きな人は自分で「自分」を責めることがないので、心が苦しむことはありません。でも、自己満足の世界に陥りやすく、いつも同じ所をぐるぐる回るだけなので、自分の世界を超えて成長することは難しくなります。 自分が嫌いな人は自分で自分を責めるので心が苦しくなります。 これは勉強においても同じで、「自分の考え」にばかりこだわり「問い」と対話ができない子は「学ぶ」ということが困難になってしまうのです。 答えを探そうとするのではなく「問い」と対話を繰り返しているうちに、自然と答えが見えてくるのです。「問い」を繰り返していると、脳が勝手に考えてくれるのです。 必要なことは「考える」ことではなく「問いとの対話」なんです。 自分が好きだとか、嫌いだとかにこだわっているとそれが出来ないのです。 刑事ドラマなどで言われる「現場100回」も同じだろうと思います。私は刑事ではないので断言はできませんが、繰り返し、繰り返し、現場に行き、現場と対話しているとそこで何が起きたのかが自然と見えてくることがあるのではないかと思うのです。 でも、「自分」にこだわっている子はそれが出来ないのです。そして、自分の頭だけで一生懸命に考えようとします。でもだから、訳が分かんなくなっちゃうのです。 子どもが問題を解けないと大人は「もっと良く考えろ」と言いますが、問題を解けない子に足らないのは「考えること」ではなく「対話すること」なんです。 これは子育てでも同じです。 では、どうやったら「自分」を忘れ、意識を「自分」の外側に向け、問いと対話ができるようになることが出来るようになるのかです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.11.15 06:28:34
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