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多くの日本人が、周囲の人の価値観や考え方に合わせて「本音」と「建前」を使い分けて生きています。
でも子どもは本音しか言いません。おかしな服装をした女性がいれば「あのおばちゃん変だ」と平気で言って、お母さんを慌てさせます。 幼稚園に行きたくないときは「行きたくない」と平気でいいます。 笑いたいときには笑い、泣きたいときには泣きます。 でも、大人達は「そんなことを言ってはいけません」とか「そんなことをやってはいけません」などと、本音を言った子や、やりたいことをやった子を諫めます。 泣いている子に対して、「泣くんじゃない」と叱って、余計に泣かしているお母さんがいっぱいいます。 子どもが「学校に行きたくない」と言えば、「学校に行かないと・・・」と延々とお説教を始めます。 学校の感想文でも「本当に自分が感じたこと」を書いたり、お絵描きですら、本当に自分が感じたように描くと、書(描)き直すように指導されます そして、常に他人の目や評価を意識しながら生きるように指導されます。そして、自分の本音に素直だった子どもたちも次第に本音を隠して生きるようになります。 「本音を隠さないと生きづらい」ということに気付き始めるからです。 でも、本音を隠して生きる術を学び本音を隠して生きるようになってくると、次第に、自分でもその「自分が隠した本音」のことを忘れてしまいます。忘れないと苦しくなってしまうからです。 そして、「本当の自分の気持ち」から目を背けて生きるようになります。 でも、「本当の自分の気持ち」を大切にしていない人は、「生きている」という実感を感じることが出来ません。 「満たされる」という感覚も、幸せも感じることも出来ません。 自分を大切にしていないのですから、他の人のことも大切に出来ません。 皆さんが望む人生とはそのような人生なのですか。ただ、老いて死ぬのを待つだけの人生でいいのですか。 皆さんの心の奥深くに眠っている「本当の自分の心」に気付き、その声に耳を澄ましてみませんか。そしてそれを自分の言葉や行動で表現してみませんか。 最初のうちは周囲が驚き、反発するでしょう。友達も離れていくかも知れません。でも、離れていくのは「自分の本音を大切に生きていない人」だけです。 逆に、本音を大切に生きている人は寄ってくるので、一人ぼっちにはなりません。 人は自分と同じ価値観で生きている人の近くにいると安心するのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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