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森へ行こう(心とからだと子育てと)

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森の声

森の声

2023.11.01
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カテゴリ:カテゴリ未分類
最初にちょっと生徒募集のお知らせです。毎月、第二土曜日の午前に、茅ヶ崎の駅の近くでやっている「土曜アトリエ」の生徒を募集しています。毎回テーマを決めて活動しています。
詳しくはこちらをご覧になって下さい。
次回は11日です。

***********
昨日、近くのお店に行ったらベビーカーに2才ぐらいの子どもを乗せて買い物に来ているお母さんがいました。

で、驚いたのはそのベビーカーには「タブレットホルダー」が付いていて、子どもはそれで何かを見ているのです。

こういうものが今、流行っているのでしょうか。
驚きました。買い物をするお母さんの後をゲーム機を持って付いて歩く子どもは時々見かけますが、タブレットが付いているベビーカーは初めて見ました。

ちょっと見ていたら、子どもは慣れているようで自分で操作していました。そして、大人しく座っていました。子どもに騒がれることを恐れているお母さんにとっては、これは救世主なんでしょうね。

確かにこういう便利な機械を使えば、子育ては楽になるかも知れません。問題は、ただ楽になるだけならいいのですが、その「楽」と引き替えに子どもの成長が阻害されてしまうことなんです。

また、子どもの成長が遅れてしまうため、その「楽」は、子どもが幼いうちだけしか続きません。なぜなら、子どもが大きくなりお母さんから離れて活動することが多くなると、からだは大きくなっても心の方が幼いままの子どもは色々なところで色々な問題を起こすようになってしまうからです。

まず、仲間とうまくつながれません。学習能力も低いです。自分勝手な行動しか出来ません。
能動的に感じ、考え、行動する能力が育たないので、受け身的に「楽しいこと」や「楽」を求めるようになります。いつまでも親に依存するようになります。
それはつまり「協調性がないわがままな子」になるということです。
兄弟がいても兄弟の仲は悪くなります。

また、子どもの成長に寄り添っていないので、お母さんは我が子のことが分からなくなります。親子の信頼関係も築けません。

そのため、子どもが大きくなってから問題に気づき、子どもの状態を変えようとしても、子どもはお母さんの言葉に耳を傾けません。

子育ては子どもの成長を支えるためのものです。それが子育て本来の目的でもあります。
そしてこれは、人間だけでなく子育てをする全ての生き物たちに共通の原則です。


そんなことは意識していないでしょうが、犬や猫も子どもの成長を支えるために子育てをしているのです。そうしないと、種が続かなくなってしまうからです。まただから「子育てで楽しよう」とも考えません。そんなこと考えるのは人間だけです。

確かに便利な機械を使いこなせば子育ては格段に楽になるでしょう。でも、「楽になる」ということと「子どもの成長を支えることが出来る」ということは同じではないのです。
むしろ、便利な機械が子どもから様々な出会いや成長の可能性を奪ってしまうのです。


便利な機械に依存することなく、子どもの成長を支えるような子育てをしていると、最初は大変でも次第に子どもと一緒に感じ、考え、遊ぶことも出来るようになります。子育ての楽しさも分かってきます。子どもはお母さんとの関わり合いを通して、仲間や他の大人との関わり方を学ぶことが出来ます。
ですから、時期が来たら子どもは自信と希望を持って親から離れて行くことができます。

確かに、今の時代子どもを便利な機械に預けずに子育てをするのは非常に大変なことです。でも、子どもとちゃんと向き合って子育てをしていると、最初は苦しくても、子どもの成長に伴ってだんだん楽しく、楽になっていくのです。

ただし、このような子育てをするためにはお母さんの仲間作りが必要になります。一人だけではどんなに頑張っても無理だと思います。





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Last updated  2023.11.01 09:04:38
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