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カテゴリ:できごと
職場で健診を受ける。
レントゲンとか心電図とかだが、今年こそと考えていたことがある。 視力である。 大体、職場の健診というものは、診断であって治療ではない。 ゆえに 「治してもらおう」とか、 「もっと、今の体調を把握してほしい」とか、 「(病気の回復に繋がるような)良いアドバイスがほしい」とか、 過大な期待をしてはいけない。 大体、検査をする人も検査をし、数字を記録すること(だけ)が仕事なのだ。 とは言え、視力である。 いつも、こちらの意図が通じない。 顕微鏡のようなものを眺めて、そこに出ている表のランドルト環(視力検査で使う「C」みたいな輪)の空いている向きを答えることで視力を測るのだが、 いつも、 「5の数字の下の空いている向きを答えてください」 「右目は中心視野欠損があるので、5(という数字自体)が見えません」 「では、4の下は?」 「3は見えますが、4はどこですか?」 「では、3の下は?」 「3は見えますが、その下は見えません」 「3は見えると言ったですよね?」 みたいな感じで、うまく伝わらない。 そこで、今年はメモ用紙を持ち込んだ。 右目で見える様子をメモし、見せようと思ったのだ。 ちなみに、視力検査で使う表を単なる近眼と老眼の左目で見るとこんな感じ。 1 2 3 4 5 c c c c c 6 7 8 9 10 c c c c c 11 12 * * (上の「c」はランドルト環で本当は向きはランダム、「*」は放射状に広がっているもの) 正しく全部見える。 それが視神経炎で中心視野欠損がある右目で見ると、 1 2 3 c c にしか見えない。 正確には、視野が動くと全部が真っ白に見えたりもする。 (残念だが、視野が揺れても上の1~3が最大限の見え方) 4~12 とか、 * * のある部分は、真っ白で何も見えない。 その様子をメモし、ようやく見え方が伝わったようだった。 ただし、視力検査なので見えている「2」の下まで確認して終了。 まあ、ようやく伝わったようで自分なりには気がすんだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.06.06 00:03:20
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