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カテゴリ:雑感
最近、三浦春馬さんがなくなった。
私にとっては、ドラマ「僕のいた時間」での演技、ALS患者を主演したことが印象深い。 視聴率は知らないけれども、名作だったと思う。 演じる前に、日本ALS協会を訪問したこともネットでは話題になり、誠実な人柄にも共感した。 それだけに、この若さでの死は本当に残念である。 一方、昨日から話題になっている、ALS患者への安楽死事件。 さまざまな報道や意見があるが、自分なりに思うのは、ポイントは安楽死が許されるかどうかでないと思う。 死を選ばざるを得ない(死を選びたくなる)状況が、周囲にあったということ。 つまり、ALS患者に希望を持たせられる社会でなかったこと。 以前、このブログで、 「障害を超えるOrihime」 というタイトルの日記を書いた。 そこで、触れたように、Orihime eyeを使えば、TLSも乗り越えられる可能性がある。 働ける(=稼げる)可能性も、誰かの役に立つ可能性も、絵を描くなど従来は考えられなかった趣味に携わることもできる。 もちろん、働くとか貢献するとかは、本人がそうしたいかどうかであって貢献することに縛られる必要もない(就労、貢献に重きを置きすぎると優生思想にとらわれる)。 ALS(のような難病)でも、社会と繋がれる、誰かの役に立つ可能性がある。 そうしたメッセージが上手く(社会全体に)届いていないところがもどかしく残念だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.10.20 08:45:53
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