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カテゴリ:本の話
<エッセイ>
![]() ![]() 寄る辺なき時代の希望 / 田口ランディ 老人福祉、痴呆、引きこもり、原子力問題、水俣などについて書かれいる。 実は、本書を読みながらの2日間、頭痛から離れられなかった。 日本の、また人間の、ダークな部分。 薄っすらと気付いているけれど、気付きたくない現実。 目を逸らしたい未来。 それらを活字で突きつけられた感じだ。 弱者や社会的に役立たない者は死ね、と言っているような日本という国。 だけど、本当は弱者は守られている。 守られていないのは、弱者から這い上がろうと努力している者たちだ。 ※本書は、そんな重い話ばかりではありません。 希望も書かれています。 フタマタ生活。 / 大崎ユリ ブログ本。 何と言うか・・・・・・懐かしい。(別に私が二股してたわけじゃなくて!?) 若さゆえの迷いや悩み、憧れ。 自分勝手だけど、そうせざるを得ない感じとか・・・。 ----------------------------------------------------------------------- <小説> ![]() ![]() この庭に 黒いミンクの話 / 梨木香歩 『からくりからくさ』で、マーガレットが産んだ赤ちゃん”ミケル”の物語。 よくわからなくて2回読んでしまった。 この、何となくわからないようでわかる世界。 そして境界のあいまいさ。 梨木さんらしい感じ・・・ 成長した”ミケル”の不安定さが気になった。 「もう人間の姿をして生活しているのが耐えられないぐらい獣じみてきた~」とか。 魂萌え! / 桐野夏生 桐野さんの小説にしては、珍しく?希望があるラスト。 読んでいて疲れない。 題名にも清々しさが表れていると思う。 人には、重さは関係なく秘密があるものなんだな~と思った。 でも亡くなった後に秘密が明かされていくのは、嫌な感じ。 秘密は最後まで秘密にしていてください! (全く本の趣旨を読み取っていない私の感想) ----------------------------------------------------------------------- *ついき* なんとか、本の日記をアップできた。 これ以上溜めると面倒になっちゃうから。 今日、昼休みに部屋に戻ったら、玄関ドアノブに<ねこの気持ち>がぶら下がっていた。 (郵便受けに入らないので) ふとお隣さんを見ると、<いぬの気持ち>が同じようにぶら下がっている・・・ 全部で4世帯の小さなアパートの2階2世帯が、同じ雑誌(種類違うけど)を購読してるなんて! て言うかペット不可アパートなんですけど・・・・・・全然そんな気がしないや(笑) そういえば、お隣さん、引越していかなかったな。 あれは単なる大掃除だったのかしら。 そうそう今日の昼休みはおもしろかった。 モコっていったい・・・。 あの子は私を笑わせるために来てくれたのかな!? ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.03.06 17:36:31
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