今日、仕事で何カ所かの小学校を訪れる機会がありました。
すこしとまどったのですが、ほとんどの学校で玄関に「入校証」を首から下げるというシステムになっていました。具体的に書くと、玄関において、入校者の名簿に記入して、入校証に氏名を明記し、首に身分証明書として下げてから、職員室なり必要な場所に行くというシステムです。徳島県南部という、田舎でもこのような対策が当たり前のようになってきていると現実に驚きました。
もちろん、昨今の学校での事件を受けての対策であろう事はいうまでもありません。身分証を下げずに校内を歩いていると先生などが、声をかけてくることになるのでしょう。
また、学校によっては、玄関が施錠されていて、インターホンで連絡するとドアを開けに来てくれた学校もありました。
もちろん、学校は何カ所か入り口があるわけで、本当の悪意のある侵入に対しては無力であると思います。しかし、侵入者を早期に確認するという意味では多少は効果があるとも思えます。父兄などが所用で訪問することを考えれば不便ではありますが、先生方もすべての父兄を把握できるものではありませんから、致し方ないでしょう。
自分の子供達が通う学校では、このような対策は行っていないのですが、少し考えさせられました。
都会の自治体の一部では、学校に警備員をおくための予算が計上されたとも聞きます。
安全と思われていた学校で、このような対策を講じなければならない社会に不安を強く感じますが、これ以上の厳格なセキュリティを必要とする社会になって欲しくは無い。社会と隔離され、警備員に見守られながら子供達が授業を受けるような社会になって欲しく無い。そんなことも感じました。
皆さんの周囲では、どの様な対策がとられているのでしょうか
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