題未亭

長屋宏和というレーシングドライバーをご存じでしょうか？

Ｆ１ドライバーを目標に、２００1年にはフォーミュラドリームでランキング３位を獲得し、２００２年から全日本F3に参戦。
その２００２年のF1日本GPのサポートレースとして開催されたフォーミュラドリームにゲスト選手として参戦しました。
しかし、このレースで、長屋選手は大きなアクシデントに見まわれ、頸椎損傷の為以後車椅子での生活を余儀なくされます。

しかし、長屋宏和は、レースへの情熱を捨てることなく、リハビリに専念し、２００２年9月18日、レーシングカートで念願のサーキット走行を実現、さらに12月には無限プレイングカートフェスティバルにてレースに復帰しています。
大クラッシュで大きな障害を乗り越えたドライバーとしては、アレックス・ザナルディが最も有名ですが、長屋宏和は下半身ばかりか指も使えないということで、そんな彼がレースをあきらめなかったという、その勇気に大きな感動を覚えます。

今でも夢はＦ１という長屋選手ですが、もう一つの新しい夢が、障害者でも健常者と同じようにファッションを楽しめるようにすることだそうです。
たとえばジーンズ一つとっても、障害を持つ方にとっては着脱のみならず、着心地でも色々と問題があるのだそうです。
それでも、、「障害者だって、いつも自分の好きな洋服を着たい」という、人間として普通の気持ちから、障害者でも使いやすいファッションを開発・販売しています。

そんな長屋選手が自叙伝「それでも僕はあきらめない」を発売しました。

私の資料館「All for WIN !」では、モータースポーツにおいて起こってしまったアクシデントの記録を多くの方々の協力を得ながらまとめていますが、この長屋宏和の事故も掲載させていただきました。その際、メールで連絡を取りましたところ、長屋選手本人からご丁寧な返信をいただき、画像使用の許可も快くいただきました。
掲載ページ：http://afw.fc2web.com/ziko/ziko2000.htm　（ページ中程になります）

そんな、長屋選手の活動を少しでも多くの方に知っていただきたく、今日はこの本「それでも僕はあきらめない」を紹介させていただきました。
私も本日注文したばかりでまだ読んではいないのですが、レースのみならず、常に勇気を持ち続け、あきらめず、新しい夢を実現すべく活動されている姿は、私たちにも手本とするべきものと思います。

長屋宏和ホームページ　http://www.piroracing.com/
長屋宏和ブログ　　http://www.piroracing.com/bg/
チェアウォーカーファッション Piro Racingホームページ　http://www.piroracing.com/jeans/　

リフレッシュサービスに出していたPCが帰ってきました。キーボードもパームレストもタッチパッドも新品に交換されていて気持ちいいです。
気分だけは新品です（笑）
さらに、バッテリーも、「作業中に傷が入ってしまったので新品に交換しました」とのこと。大ラッキー！
純正バッテリーって20000円以上するはずなんです。
パナソニックさんありがとうございました。