JLMC(全日本スポーツカー選手権)の今年度限りの中止が発表されました。
世界3大レースといわれるル・マン24時間レースに通じるレースとして、アメリカ、ヨーロッパでも同様の規定でル・マンシリーズと云われるレースが開催されていますが、日本版ルマンシリーズをめざして2006年より開始されたJLMC(ジャパン・ル・マン・チャレンジ)はわずか2年で終了することとなります。
開始がアナウンスされた後も、エントリーは少なく、TOPクラスとなるLMP1クラスもクラージュとザイテックの2台のみ。
エントリー数も10台前後と、はっきり言ってしまえば、華が無く注目度が上がらないままに、幕を下ろすことになりました。
全日本選手権がかけられたものの、ワークスチームが参戦しなかったことも一つの要因かも知れません。最も、ル・マン自体もこの数年はアウディの独壇場で、かってのように日本メーカーがこぞって参戦していた時代ははるか彼方に過ぎ去ってしまっています。
ワークスが参戦しないレースは注目度が集まらず、結果エントリーチームに対するスポンサーも集まらず、エントリーチームも少なくなる。そんな循環の中にすっぽりとはまってしまったJLMCといえるのかも知れません。
本日は第3戦もてぎでの開催がおこなわれ、10月28日には岡山で最終戦がおこなわれる予定です。
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