今日、ビッグコミックオリジナルを開いてみると、衝撃の一言で物語は始まっていました。
「今年で引退する」と大虎の面々の前で話す、あぶさんこと景浦安武。
連載30年を超える、長寿マンガ「あぶさん」が終わることを宣言する一言でもあります。
タイトルは「終りのはじまり」・・・
これまでも、あぶさんは引退をする機会が何度もあったと思います。
作者自身が最初に考えたのは、南海ホークスがダイエーに身売りされた時だったといいます。
その後も、一読者としてこれは終わる機会かも、と思うことは何度かあったと思いますが、そのつどあぶさんは現役を続行してきました。
ここまで来てしまうと、いったいどのように終えるのか、どのようなエンディングを用意するのかとの思いが強まっていました。
そんな中で、とうとう出た「引退宣言」
ついに来たか・・と思いましたが、ニュースにまでなっていたのには驚きました。
<あぶさん>現役引退へ 連載最新回で表明引退を決意しつつ、2軍の試合からスタートしたあぶさん。
あまりにも、大きな存在となってしまった大スターを引退させるという、作者にとっての悩みの一年が始まったというところでしょうか・・・