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八重の桜　第６話『会津の決意』


井伊直弼が桜田門外の変で暗殺された。

万延元年（１８６０年）４月。松平容保は水戸藩の処分を思いとどまるように説得した。

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文久元年（１８６１年）初夏。

山本八重（綾瀬はるか）は１７歳になっていた。

薙刀の練習試合で山川二葉（市川実日子）に勝つ八重。

その二葉は梶原平馬（池内博之）と縁談が決まっており、

八重の周辺では縁談が次々と決まるが、

『女子でも砲術師範になれる国。どっかにないべか・・・』

と八重は、あいかわらず鉄砲に夢中になっていた。

山川大蔵（玉山鉄二）と梶原が覚馬の元を訪ねて来るが、

兄が出かけていた為に、変わりに銃の説明をする八重だった。


この年の晩秋、江戸で平容保の正室　敏姫が亡くなった。

文久２年（１８６２年）四月。薩摩の島津久光が京に上洛

会津の秋月悌次郎（北村有起哉）も京にいたが薩摩藩士の多さに驚異を感じていた。

京では公家たちを巻き込んで長州や土佐も動きだしていた。

江戸では松平春獄（村上弘明）が

『一日も早く、京都守護職を置くこと・・・

血筋、家格とも申し分なく、兵力とご公儀へいの忠誠心をあわせ持つ者』と

会津が適任だと一橋慶喜（小泉孝太郎）に進言する。


会津では、うらが女子を授かってた。

そして京都守護職の賛否で大騒ぎになっていた。

『お断りすることはできぬものでしょうか？』の覚馬に

『にしに言わなくても、お引け受けたら会津は死ぬ』と頼母は答える。


そのころ、会津江戸屋敷では、京都守護職を

断り続ける松平容保（綾野剛）に、

『会津には、藩租・保科正之が定めらた

土津公卿家訓なるものあると聞き及びまする。

御家訓には、徳川宗家に忠勤を尽くすべし、との一条があるとか・・』

と松平春獄が問いかける。

『守護職のお役目。お受けする。』と答える容保。


京都守護職を内諾した容保は、

『徳川ご宗家と存亡をともにするのが、会津の務めだ。

・・・わしに力を貸してくれ。』

と涙ながら家臣に語る。

『おそれながら殿は会津を滅ぼす道に

踏み出されてしまった。』と頼母。

会津では薙刀の練習試合で双葉に負ける八重。

『私の覚悟が、これまでが違うのです。・・武家の妻ですから。』

と二葉は覚悟の表情で答えるのだった。

この年の８月に容保は京都守護職を拝命、上洛は師走に決まり、

１０００人の会津藩氏と覚馬も京へ行くことになる。

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四六時中、鉄砲の事を考えてる八重。

後日、会津戦争で役に立つとは考えてもいなかったでしょう。

名藩主　保科正之が定めた土津公卿家訓により

会津守護職を承諾する事になった容保。

覚悟は分かるのですが、家臣とのやりとりは

まるで京都に死にいくようなやりとりですね。

もっと軽めの演出でも、よかったのでは・・・・

★八重の桜　レビュー★

・八重の桜　第５話「松蔭の遺言」吉田松蔭の最期
・八重の桜　第４話「妖霊星」（ようれいぼし）井伊直弼の安政の大獄
・八重の桜　第３回「蹴散らして前へ」八重と川崎尚之助の出会い
・八重の桜　第２回「やむにやまれぬ心」西郷隆盛と新島襄
・八重の桜　１話「ならぬことはならぬ」幼少の八重（鈴木梨央）登場


・八重の桜（NHK)

放送日：2013年 1月 6日【日曜日】～4000年 1月 1日【曜日】
脚本：山本むつみ
出演：綾瀬はるか、西島秀俊、長谷川博己、オダギリジョー、松重豊、風吹ジュン、長谷川京子、工藤阿須加、黒木メイサ、剛力彩芽、綾野剛、稲森いずみ、玉山鉄二、池内博之中村獅童、西田敏行