閑話:行ってきました、BON JOVI 東京公演2日目
1995年のCross Road Tour、福岡ドーム、3時間におよぶパフォーマンス。おそらく福岡(もしくは九州)のファンにとっては大事な宝物のような記憶でしょう。ずっと好きだったBON JOVIを初めて生で観たのが、このライブでした。これを観てしまったら、追いかけずにはいられない。ライブに通いだして12年目。今回で6回目のライブです。以前は福岡に来てもらえないライブはあきらめていたけど、30過ぎてお給料も上がって、前回からは、なんとか遠征できる身分になれたのが嬉しい。とはいえ、姉上様(一緒に行った)、チケット代援助ありがとう。いくらケチケチしたとはいえ、飛行機代にホテル代諸々・・・大変だったので助かりました。いつか身体で返します(笑)楽しかった、本当に楽しかった。日ごろから細かいところでは運の悪い私ですが、本当に大好きなこと・もの・ひと・ばしょetc.(ついでに命に関わること)に関しては極端に運が良くなる傾向があります。・今回も、アリーナ席。ちょっと小さかったけど、ちゃんと全員、裸眼で見えました。 過去一度もスタンド席だったり、メンバーが見えない端っこの席だったことがない。・Newアルバムで一番好きな曲Any other day、なんと歌ったのは東京公演だけでした。 最初交通費の問題から検討していた大阪公演に行っていたら聞けなかったのだ。・私の大好きな赤面したくなるラブソング群のひとつI'd die for you。 これは東京公演2日目のみ。・会場で説明あるまでは全然知りませんでしたが、この日はWOWWOWで有料生中継を放送。 そのせいかナツメロな曲が多かった。 有料とはいえテレビで生中継するのは、ライブに行っている人間にとってはどうよ、と ライブ始まる前は一瞬思いましたが、そのおかげで曲目が豪華になるなら、いいか(笑)もしかしたら、運がいいと思っているのは思い込みかもしれません。それでも、運がいい、と思い込む方が幸せだしね。6回参加して、BON JOVIもファンも年とったなと思う。ファン歴(20年)から言えば若い世代の私ですが、でも30歳代。周りを見渡せば50歳代の人もたくさんいました。それでも熱狂度は年齢上の人の方が高いのよね。体ついていってないけど。私や姉の前に座っていたのが、そんな熟年夫婦。夫婦そろって腕を上げて楽しんでる姿は、見ていてこっちまで楽しくなっちゃう。私も腕を上げてたくさん歌って叫んできました。でも20歳代のときより筋肉痛が少ない・・・。これは最近ヨガで鍛えてるせいか、はたまた自分で思っているほど腕が上がっていないのか(笑)確かに、ジャンプする体力はなかったけど・・・と、年のせいじゃない、多分!日々の激務のせいよ!(笑)そんなこんなで今回、オールドファンってすごいな~と感心していたら、姉からコメント。「あんた、英語全然しゃべれないくせに、全部歌ってたからあきれた・・・」「ジョンのコメント聞いて笑ってるし」はい、英会話できません。でもBON JOVIの曲なら、最低でもサビは歌えます。そしてなぜか、ジョンの言っていることなら、半分くらいはヒアリングできます。他のメンバーはよくわかんない。そりゃそうよ。「英語は文盲」と冗談で言うほど、私は英語が読めません。辞書を引いて意味は分かっても、発音記号が読めないのです。だから歌詞カード見ながら歌うことって、アルバム買った最初だけ。あとは延々、ジョンの歌声を必死で聞いて口マネをするのみ。上手くマネが出来るようになると、ジョンが何と歌ってるのか、きちんと単語が聞き取れるようになります。ひたすら聞き、口マネする。これ、英会話上達の秘訣の一つだと最近読んだ本で知りました・・・。だいいち、決して音楽ファンではない私の聞くものといえば8割はBON JOVI。年中同じものを聞いていれば、そりゃ覚えますがな。そして年々、覚えるのが早くなる・・・ジョンの発音の仕方に耳が慣れたのか?BON JOVIを素材に学習したら、ちゃんと英語も上達するかも(笑)そんなこんなで、自分がいかにBON JOVIが好きかを再確認したライブでした。とことん大好きな何かがある、ということは、その何かの数だけ幸福感を味わえる、ということではないかと思います。そして、その幸福に満たされている状態が、自分本来の立ち位置なのだとつくづく感じました。日々の生活の中で、イライラし、疲れ果て、迷走してしまっても、ちゃんと自分の中心に戻してくれる、たくさんの大好きなもの。私にとって、そのひとつがBON JOVIのライブ。BON JOVIのライブの役割って、数年に一度の、整体師のスペシャル療法みたいなもの。いや、憑き物落しに近いかな。おかげさまで、魂洗いました。だからというわけではありませんが、憑き物落しの映画を観てきました。それについては、また次回!