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2006年09月13日
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カテゴリ:観てみた映画

 シリーズ最高傑作。名作。
他のアメコミ映画より一歩抜きん出ている。

 前2作のDVDを愛蔵する私にとって待望の作品。

 まず何といってもジーン役のファムケ・ヤンセンが素晴らしい。前作ではX-MENのNo1の実力を持ちながらどこか自信を持てないジーンを演じていた。前作のラストでは自分の身を挺して仲間の危機を救い、自身は水中に没する。勇気ある行動と教授に賞賛される。ここで見せたパワーは今回の作品への布石となっている。今回蘇ったジーンは破壊神と化す。慈母キャラのジーンが変貌していく姿は見ものである。破壊のパワーが増大するにつれて風貌が変わってくる。特殊メークの効果もあるが実によく表現されている。彼女は41歳。年齢を感じさせない肢体も見事。

 物語の序盤からメインキャラクターが次々と死んでいく。死にはしないがその能力を失う主要キャラも。思い入れが強い分残念ではあるが、新キャラが続々と登場するため新鮮さを失わない。原作が長きに渡って支持されている理由の一つだろう。味方が増えない点は残念。

 この作品は女性が魅力的。ハル・ベリーは今回の髪型が一番似合っている。一作目は野暮ったい感じがしたが随分きれいになったと思う。レベッカ・ローミンは前作で(マグニートーを救出するとき)素顔を披露。今回は美しい肢体を披露してくれる。もう34歳とはびっくり。キティ役のエレン・ペイジは初々しい。ちなみにキティは3作品全部に登場している。

 原作は60年代に書かれていて当時の世相が強く反映されている。根にあるのは人種差別と闘争。エグゼビアはキング牧師。マグニートーはマルコムxがモチーフになっているとか。『キュア』の存在を知ってマグニートーは反発。同化政策に反発する。そもそもマグニートーは幼少の頃に差別にあい、そこで能力が発露した。X-MEN側は本人の意志に任せる。このあたりの設定は絶妙。1作目の準主役であったローガンの判断は共感できると思う。

 監督がブレット・ラトナーに変わった。監督が変わるとちょっと違った趣の作品になるものだが、世界観がきちんと踏襲されている。前作のジーンが感じた不吉な予兆が現実となるという設定は物語の核である。ウルヴァリンがリーダーシップを発揮するあたり。また先にも述べたが主要キャラが次々と憤死するあたりをブライアン・シンガーは描けたかどうか。その点で監督変更は成功したと思う。

 エンドロール後のワンシーン。声をかけられたモイラは原作ではエグゼビアの婚約者である。モイラの視線の位置からして映像か何かのような気がする。

 もう一度観に行こう星


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最終更新日  2006年09月13日 17時03分57秒
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