低コレステロールへの常識を改めよう

 

低コレステロール血症の原因となる疾患・・８

ダイエット & 栄養アンバランスなどによる低栄養及び異栄養症

   人は生きていくために必要なカロリー成分や機能成分を摂取することは、必要不可欠なこと。

　ダイエットや栄養バランスを欠いたような食事は、心身の健全にとっては、大変な障害となります。

人間は、その豊かな生命機能を営むためには、エネルギーを必要としており、カロリー成分となる、糖質、脂質やタンパク質の摂取が不可欠なのです。

　加えて、生命現象の不思議な機能性を営むための成分を必要とします。

　その機能成分は、人の体内で作り出すことが出来ない成分が沢山あります。

　ビタミン、ミネラル、必須脂肪酸、必須アミノ酸などで、人間は摂取を必要としています。

　以上のように、人間は、外から摂取する成分に加えて、生体内で合成している沢山の機能と構造を支える成分があります。

　また、体内で合成するのみならず、外から摂取にも依存しなければならない成分もあるのです。

　その代表が、コレステロールです。

　このコレステロールは、脂質成分ですが、カロリー成分ではありません。

　生体の基本的な単位たる細胞膜の安定成分として細胞にとって不可欠なのです。

　細胞膜の二重膜脂質成分として、２５％を占めるメジャーな成分です。

　また、成人の体内でのコレステロール量は１００～１５０グラムですが、脳や神経系には、その内の四分の一に及んでいます。

　また、皮膚の構成成分、機能成分としても重要な役割を担っています。

　つまり、皮膚が果たすべき外界との境界バリヤーとしての役割や保湿など素肌美にとって、必要不可欠な役割を持っています。

　性ホルモン、免疫、糖、ミネラル代謝やストレス、血圧などの生体を代表するようなコントローラーたるステロイドホルモンは、コレステロールから合成されるのです。

　また、食べた脂肪分を腸管から吸収するために不可欠の胆汁酸も、コレステロールからつくられます。

　以上のように、人は、低栄養や異栄養症となるようなダイエットや栄養のアンバランスとなるような食生活は、必要とするカロリー成分や機能性成分の不足となるのみならず、生体内の代謝系の正常な機能の障害ともなるのです。

　ダイエットや栄養成分摂取のアンバランスは、低コレステロール血症の原因となります。

　（Dr.BEAUT・ソフィーリッチでは、本日、「高コレステロール治療ガイドライン・・８」です）

　（Googleブログでは、本日、 「低コレステロールを補うニードに答える・・１０　　日本の血中コレステロール値と死亡率・・５」 です）

　（ミクシィにもだしています）