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カテゴリ:低コレステロールの危険
ダイエットなどによる低コレステロールとなれば、 何故に、素肌美障害となるか・・30・・コレステロール・その6 HDLは、High Density Lipoprotein の短縮した省略語です。 世に、善玉コレステロールと呼ばれるようになり、LDL-コレステロールの悪玉コレステロールに対して、HDL-コレステロール値は、その値が高い方が良いと思われています。 しかしながら、そうとばかりではないのです。 女性では、HDL-コレステロール値は上昇による死亡率増加は認められないのですが、男性では、HDL-コレステロール値が90mg/dl以上では死亡率が上がってしまうのです。 また、逆に、40mg/dl以下となれば、男女共に、死亡率は上昇となるのです。 低下に伴なう死亡率の上昇は、女性で著しいのです。 つまり、女性では、高コレステロール、高LDL-コレステロールの場合と同様に、高HDL-コレステロールにあっても、その死亡率の増加は認められないとなります。 この事実は、コレステロール低下薬のスタチン系薬剤の女性への投与によって、心血管疾患による死亡率や発症の抑制とならないことからも、ハッキリします(Dr.BEAUT・ソフィーリッチ・動脈硬化性疾患の新たなる危険因子・・28)。 女性では、HDL-コレステロール値にあって、その高値が死亡率の増加とならない事実は、LDL-コレステロール値とのバランスが都合よく保たれていることを示しものと言えます。 女性では、ただ単に、その値が問題と言うよりは、ステロイドバランスが、重要なコントローラーとなっていることをうかがわせるものです。 HDL-コレステロールは、組織や臓器などにあって、余剰なコレステロールを肝臓に戻す役割が期待されています。 男女共に、低HDL-コレステロールによる死亡率の増加は、末梢の組織や臓器にあってのコレステロール不足が如何に危険かを、私どもに教えているのです。 以上より、取り上げてきましたように、血中総コレステロール、LDL-コレステロール、HDL-コレステロールのいずれも、高値よりも、低値が危険で、その死亡率は上がると共通しています。 “「コレステロールは不足が危険」と知るべし”と語っているのです。 (Dr.BEAUT・ソフィーリッチでは、 「動脈硬化性疾患の新たなる危険因子・・コレステロール値やLDL-コレステロール値ではニードに答えられない」 です) (Google ブログでは、「低コレステロール値が発病を増す疾患・・高齢化とコレステロール、LDL-コレステロール、HDL-コレステロール、BMIのまとめ」です) (はてな日記では、 『オタピー茶の湯; 日常茶飯お「こころ」』です) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/07/19 01:06:52 PM
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