低コレステロールへの常識を改めよう

 

ダイエットなどによる低コレステロールとなれば、

何故に、低コレステロールとなるか・・４３
・・・コレステロール代謝とステロイドホルモン・・１０
　・植物性エストロゲン・２・内分泌攪乱物質？・・２

　有名な「沈黙の春」、「奪われし未来」で指摘されて以来、環境汚染による、低濃度の化学物質の有害性が問題になるようになりました。

　ダイオキシンの“環境ホルモン（内分泌攪乱物質）”として、長期に渡る低濃度暴露の障害が、次世代への生殖能力、内分泌機能、免疫力、学習記憶能力などに影響が出ることが心配されました。

　しかし、その後の研究によって、当時ほどの危険性は無いとの実験結果が出されて、現在は、比較的問題となることが減りました。

　タマタマ、この９月２日（２００７年）から、東京で、ダイオキシン国際会議が開かれて、検討されると朝日新聞（８月６日、２００７年）の「opinion]の記事に、東大教授・遠山千春の意見が掲載されていました。

　環境中のダイオキシン排出量や川，湖、海の泥での濃度は、幸いにも、減少しているようです。

　ビスフェノールＡが、精子数の減少、乳腺の発育促進、卵子の染色体異常、行動をつかさどる中枢神経への影響、インスリン分泌作用などへの影響は、引き続き、研究が必要のようです。

　また、ノニルフェノール、フタル酸エステルなどについても、世代を超えるような疫学的フォローが求められているのです。

　
　今後は、環境ホルモンとは言えませんが、医薬品としての合成女性ホルモンや、植物中の女性ホルモン類似作用物質の影響について、胎児や次世代への影響があるか否かについても、量的な課題も含めて、内分泌攪乱物質となり得るとの注意が必要な時代でもあります。

　（Dr.BEAUT・ソフィーリッチでは、「動脈硬化性疾患の危険因子・・スタチン系コレステロール低下薬と心血管死亡・７・海外の成績・・コレステロール値は、１８０mg/dl以下、ＬＤＬ－コレステロール値は、１００mg/dl以下に下げない方が、心血管死亡を減らす」です）

　（Googleブログでは、「低コレステロールが増す疾患・・ＢＭＩ・・ＢＭＩは、１８．５以下のやせが危険」です）

　（はてな日記では、 『オタピー茶の湯；　日常茶飯の「こころ」・・１６』です）

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