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テーマ:ヨーロッパ旅行(4174)
カテゴリ:旅行と食べ物の話
ベルリンの壁の跡地は、今は芝生の公園になっていて、こんなに長いシーソーがある。
長さは25メートルのプールと同じくらいあっただろうか。 このシーソーの長さと同じ範囲の区域に、ベルリンの壁があり、鉄条網が張られ、地雷が埋められていた。 東ベルリンから西ベルリンへ壁を越えて逃亡しようとした人が、何人も銃で撃たれ死んだ。 そんなベルリンの壁跡のシーソーでは、若者や家族連れが楽しく遊んでいた。 ベルリンの壁跡の緑の芝生を挟んで、右側が東ベルリン側、左側が西ベルリン側である。 右側は東ベルリン。社会主義独特の無骨な石造りの建物が、モダンなチョコレート色に塗られている。 左側は西ベルリン。ベルリンの壁が存在した時代は、壁付近は荒地のようになっていた。壁の周辺に住むことに恐怖を感じたのだろう。 しかし壁崩壊後、斬新な近代建築の展覧会のように、新進建築家の独創的で奇抜な建物が壁の周辺ポツダム広場に立てられ、西ベルリンの壁周辺の区域は、新しいオフィス街・ショッピング街になった。 下の写真はそんな西ベルリンの斬新な建造物のひとつ、ソニー・センター。施工は鹿島建設らしい。 西ベルリンのポツダム広場は、まるで未来都市のようだが、東ベルリンの町並みはいまだ社会主義的で、北京や平壌に似ている。 いまだに東ベルリンには、こんな名前の通りがある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/03/03 03:24:16 PM
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