FPの端っくれの私
が物申すのも如何なものかと思いますが・・
昨年中のはなしですが、
何となく令和4年の税制改正、特に住宅借入金等特別控除は改悪になるのではみたいな話が
風の噂で聞こえてきました
。
確かに市中の
住宅ローン金利ときたら住宅ローン控除率
よりも安いですね〜
ある意味無利子で借りて挙句の果てに金利のキックバックがあるような・・・
ちょっとおかしいんじゃない！？
と言うのも頷けたりします・・・・
それでは
住宅ローン控除なんですが
期限付きの制度で期限がくる度に期間延長しております。
この前まで(2014年4月〜2021年12月)は
一般住宅・・・・控除期間 10年、借入限度 4000万円、控除率 1.0%
認定住宅・・・・控除期間 10年、借入限度 5000万円、控除率 1.0%
でしたが、
令和4年度の税制改正では住宅ローン控除の適用がこんなに変わります。
一般住宅・令和4年 控除期間 13年、借入限度 3000万円、控除率 0.7%
令和5年 控除期間 13年、借入限度 3000万円、控除率 0.7%
令和6年 控除期間 10年、借入限度 2000万円、控除率 0.7%
令和7年 控除期間 10年、借入限度 2000万円 控除率 0.7%
認定住宅・令和4年 控除期間 13年、借入限度 5000万円、控除率 0.7%
令和5年 控除期間 13年、借入限度 5000万円、控除率 0.7%
令和6年 控除期間 13年、借入限度 4500万円、控除率 0.7%
令和7年 控除期間 13年、借入限度 4500万円、控除率 0.7%
こんな感じに変わります・・・
見てお分かりのように従来は1.0%が基本でしたが0.7%に変更となっています。
同じ住宅ローンでも令和3年と令和４年では税額控除の額は減ると言うことになります・・・・
さらに借入限度額も減少しています。
でもでも
控除期間はおおむね10年から13年に延長されました。
さてさて
どっちがどうなんでしょうか・・・・
前提条件として
4000万円借り入れたとして、年末残高も減らなかった！？として
毎年借入限度額いっぱいだったと仮定します。
令和3年 4000万円✖️1.0%✖️10年＝400万円
令和4年 3000万円✖️0.7%✖️13年＝273万円
不幸にもこんな累計結果になってしまいました・・・・・
ただしそんなに単純なものではなく
毎年住宅ローン残高もいくらかは減っているでしょうから計算結果も異なってきます。
そもそも
この控除額を無条件で貰えるわけではありません
支払った所得税の中から還付されるのであって所得税額が無いことにはお話になりません。
少し粗いですが住宅ローン控除のお話でした、
これから令和7年まではこんな感じの推移となります
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が物申すのも如何なものかと思いますが・・
。
住宅ローン金利ときたら住宅ローン控除率
よりも安いですね〜
