水かえいらずの石亀の飼育
石亀の飼育って水かえを毎日やるのって大変ですよねそれを不要にして私は8年以上ニホンイシガメを飼っています1. 今、甲長15センチのメスと10cmのオスの二匹の二ホンイシガメを甲長6,7センチの時に購入して4年目の冬をマンションのベランダで90cm水槽にて迎えています。1年目から毎年冬眠させています。2. 90cm水槽での飼育でろ過器も何も付けてありません。ただ水槽に水を入れてあるだけです。水換えは基本的にしません、水を抜くときは年二回、水槽を太陽光がよりあたる場所に移動させるために水を抜きます。そうしないと水槽が重くて移動できないためです。夏は外側の壁側にしたり秋から春にかけては部屋側に移動させます。3、水換えをしなくてもよい理由は水草とグリーンウオーターに頼っています。ホテイアオイとアナカリスをそこそこ入れておけば今までに90cm水槽で甲長10cmのニホンイシガメを3匹飼っていたことがありましたが問題ありませんでした。さすがにもっと多く飼うとなると駄目かもしれません。要は亀のビオトープ版です。今 現在も2匹のニホンイシガメは4年間一度も病気になったことはありません。4, 水深は約25cmあり底には砂と土と泥が3センチほど堆積しています。ニホンイシガメは陸生生物に近いといわれていますがとにかくよく泳ぐ亀なので泳ぎやすい水深にしていますし、交尾には水深が浅すぎると出来ないらしいのでこのくらいにしてあります。これ以上深くすると今度は冬眠する前の体力が減ってきている時には溺れて死んでしまうことがあるためです5. エサは コイの乾燥エサ (キョーリンのひかり小粒と中粒)のみです。今飼っている二匹のニホンイシガメには4年間これしか与えていません。かってにホテイアオイとかミナミヌマエビの死骸とかは食べているようですが、このエサだけでも甲羅はカチカチで4年間冬眠して元気に暮らしてますね6、飼っているのはニホンイシガメ2匹とミナミヌマエビ数十匹と数匹のメダカと水底に居ると思われるイトミミズです。ミナミヌマエビを飼っているのは水質がきれいに保たれているか確認しているためですというのもミナミヌマエビは水質に敏感なためです。ミナミヌマエビが元気で繁殖をくりかえしているなら水質は大丈夫となります7. 冬眠について 水槽での冬眠はあまり推奨されてはいないようですが、なにぶん我が家ではマンションのベランダでの飼育ですのでこのベランダに池を作るわけにもいきませんので水槽内で冬眠してもらってます。エサやりも冬眠する1週間前、大体 毎年11月中旬まで与えてます。今年はとにかく暖かすぎるので12月中旬まで活動していましたが・・・、 毎年アナカリスかホテイアオイがどんどん増えてほっておくと水槽一面に増えていってしまうので間引きしてバケツとかに増えすぎた分をとっておきます。そして冬眠直前くらいに落ち葉布団の代わりに我が家ではバケツとかに退けておいたアナカリスかホテイアオイ(今年はホテイアオイが増えたので)を布団代わりに大量に入れてやります。それと言うのも冬眠しやすいように水槽の上に板などを置いて暗くして冬眠しやすいようにしてあげると良いかと思いますがそうしてしまうと水草が枯れてしまうので我が家では出来ないかわりに、水草を水面一面に敷きつめて水底が少しでも暗くなるようにしてます。