夫との話し合い
昨日、夕食時にマムが「孫の顔が見たい」といったあと私の頭の中ではあらゆる思いや感情が葛藤を続けていました。その中でも、怒りは大きかった。私は結構、怒りんぼです。怒ると、かなり感情的になれます。おさえられなくなることがあります。それが怖いので、腹が立つととにかく黙ってしまいます。なにも話さなくなってしまいます。マムが「孫の顔がみたい」と言った後、私は「ゲイリー(夫)が国家試験をパスしなければ話にもならない」みたいなことを言って、その後は一切、黙ってしまいました。黙々と、自分が作った夕食を味わうこともなく口に運び続けました。食べ終わるとすぐ、台所に行き自分の皿と使ったなべ類などを全部片付け、部屋にひっこみました。そのとき、まだ他の家族は食事をとっていました。ひどい嫁です。私が不機嫌になったこと、彼らはわかっています。でも、なんでなのかが分かっていません。言わなきゃわからないんです。はっきりと。でも、言うつもりはありませんでした。夫が何度も、「大丈夫かい?」と部屋にやって来ましたが、私は昨日の日記を必死で更新しているところでした。「何を書いているの?」と夫に聞かれました。「なんでもない。」そう答えました。そして夫はリビングにテレビを見に行きました。しばらくして、また夫はまた戻ってきました。「君、大丈夫?何を書いているの?」「大丈夫だよ。なんでもないよ。」夫は私が黙ると怖いのだそうです。何か問題があるということは分かっているのですが、それが何なのかがわからないから、コミュニケーションをとって欲しいのだそうです。夫は何も分かってないのか。。。私は話始めました。「まず、私が気に入らなかったことを言うよ。」1.昨日の昼間、私が勉強しているところにマムがやってきて、スティーブさんの長男がスティーブさんの家を買うということを話し出した。そして、私たちが購入する予定のこの家が、2億1千万ではなく、現在3億の価値があると言った。マムが私たちに、「2億をはらってくれればいい。」と言った。2.そしてさっき、「孫の顔が見たい」といった。私は、この家の話はあなたと両親で進めて欲しいと思っている。なぜなら、私は基本的に、2億ものローンを払いきれるとは思っていないから。あなたはそれが可能だと考えているから、可能だとおもうあなたのプランで、マムたちと話し合ってほしいと思っている。そして、そのプランに私が将来、最低でも月50万円は稼げるようになるはずだから、心配しなくても払える。とか、そういうことを言っているのであれば、私はそれに従事してもいい。で、あなたがどうしてもその話を進めたいのであれば、私はベストを尽くすつもりでいる。だから真剣に考えた。どうやって支払おうか、その2億。。。2億のローンを抱えて、パーキンソン病の父親の老後の世話をして、子供を育てる。そんなことを考えていたら、頭がパンクしそうになったから、昨日、自分のなかで考えていた。「もう子供はあきらめるかな。。。」と。月50万円以上の支払いをしても、充分貯金もできるような収入をキープできるように、私はキャリアに生きてもいい。昨日はそんなことを考えていた。その矢先の「孫の顔がみたい」だったから、心乱された。2億の支払いは滞りなくしてもらう。といい、孫の顔がみたい。といい。マムが悪いわけではないが、彼女やあなたがいったい、何を考えているのかがわからなくなった。私が妊娠して、子供を育てながら、看護士としてフルタイムで働き、義理両親の食事の世話をして、パーキンソン病のダディーの世話を手伝い。。。私はとてもじゃないけれど、それはできないと思う。だから、子供はあきらめようとおもった。ケンジがいるからいいとおもった。私はあなたが、この家を購入したいとおもうのなら、可能な限り支払いの手助けもするつもり。その覚悟もできている。きっと、できるだろうともおもう。でも、昨日の今日で、「孫の顔がみたい」なんて言って欲しくなかった。腹が立って、どうしていいのかわからなくなった。夫は黙って聞いていました。そして、ゆっくりと私に説明するように話を始めました。マムが僕たちにこの家を託す一番の理由は、他の兄弟の「故郷(実家)」を守るためなんだ。この家がなくなれば、セントルイスにいるジョン(弟)夫婦と8人の子供、サンディエゴにいるクリス(兄)夫婦と2人の子供はサンタバーバラに来ることはなくなるだろう。ましてやジョンなんて、8人の子供だよ。年に2回もどうやってホテルに滞在して、10日間も遊びに来れる?彼らが施設に入ったとしてらなおさら、孫たちと会えることはなくなるだろうね。マムは孫に会いたくて仕方がない。でも、みんな遠く離れてしまって頻繁に会うこともできないんだよ。彼女の最後の望みは僕たち夫婦だけなんだ。自分たちの傍でずっと孫を満喫できる日を、本当に楽しみにしているんだ。その気持ちも分かってあげて欲しい。彼女は僕たちが子供を持つためだったら、何だってするはずだよ。子供ができて、君の収入がなくなってするべき支払いができなくなった僕たちから、金を巻き上げるようなことをすると思うかい?分からない。私は言いました。「ビジネスはビジネス」私は甘い期待は一切持っていないから、支払わなければならないのなら、滞りなく支払うつもりをしているから。夫は何度も何度も、「心配することはない」と言いました。彼らは銀行じゃない。銀行で支払いを滞ったら、家をとられちゃうんだよ?それを考えたら、こんなにいい取引はないんだから。夫は前向きだな。ほんとにこの人は、脳天気だな。私が抱える心配なんて、考えたこともないのだろうな。もう、ええわ。。。。しんど。そんな気持ちにさせられました。そして、さっきまで怒っていた気持ちがなくなり、今度は一気に疲れが出てきました。味わうこともなく、口に運んで飲み込んだ夕食が腹にもたれているのが分かりました。孫の顔を見れるか見れないかはまだ分かりません。夫はまず、国家試験をパスしなければならないからです。そうしなければ、結局はしんどいことはすべて、私の背中にのってくるような、そんな予感がするからです。そして、今の私にそれをすべて受け入れて、仏のように生きる強さはおそらくないでしょう。やはり人生は修行なのだな。そう感じました。昨日は161位でした。ありがとうございました。人気blogランキングへ