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カテゴリ:神社仏閣・御朱印
春埜山(はるのさん)神社 鎮座地は、猿投山の東麗の矢作川支流飯野川の右岸の山間に伸びる県道350号線沿いに位置します 江戸時代には三河吉田藩の藩領で加茂郡一色村と呼ばれ、明治には北一色村に改称 その後、加茂郡が西加茂郡と東加茂郡に分割された際、当地は西加茂郡に編入されます その後も西加茂郡藤河村、藤岡村を経て現在の豊田市北一色町向谷下(むこうやげ)となります 個人的に豊田市へ編入以降、矢作川周辺の住所だけ聞いても場所のイメージがつかなくなってしまった しかし住所は変われど長閑な環境やランドマークは今も変わらない 神社は県道から西側に少し奥に入った先に社頭を構えています 車で走っていると気付かずに通り過ぎるかもしれない 社頭への幅員は狭く、社標右手の駐車場に入るには普通車だと厄介かもしれません エンジンを切ると、春めき始めた木立からウグイスの声が聞こえてきます 今年初めて聞いたウグイスのさえずりはここ春埜山(はるのさん)神社だった 社頭全景 右手に社標、神明鳥居の先に拝殿とこぢんまりとした神社です 春埜山(はるのさん)神社社標は昭和60年(1985)健之のもの 右奥に見えているのが参拝者駐車場 春埜山(はるのさん)神社境内に由緒は見られず、情報として書くべきものが見当たりません なので写真をもとに境内の紹介だけになります 境内から鳥居の眺め 鳥居の寄進年不明、拝殿右に一つの石仏が安置されていました 青面金剛だろうか 製作年代は未確認ですが、昨日今日寄進されたものではないようです 切妻造の木造平入拝殿 左側の社務所兼住居と思われる建物と廊下で繋がっているようです 拝殿額「春埜山神社」 春埜山と聞くと静岡県の秋葉神社下社から東に小一時間ほど走り、天竜川左岸の山深い場所に鎮座する神仏習合の名残をとどめた大光寺を思い出します その昔、山道を求め四駆で訪れたことがあり、興味深い寺だった事を記憶しています 行基が開いた古刹で、春埜山は秋葉山、光明山と並び、遠州三山と称され、大光寺のある春埜山と秋葉神社本宮のある秋葉山は対をなすものと云う今ほど気軽に写真に残せる環境でもなかったので、改めて訪れて見たい所です 果してこの神社が春埜山大光寺と関りがあるのか根拠はなく、まったくの個人の妄想でしかない 拝殿から本殿域の眺め 祭神は分かりませんがこちらで参拝させて頂きます 拝殿右側から本殿域を眺める 本殿は5本の鰹木、内削ぎの千木がつく神明造で、本殿の両脇に摂社が祀られています 本殿域右手に小さな池があり、本殿域周辺は石が組まれ、庭園の様に手入れされていました 神社についてなにも分かりませんが、昭和中期から後期の航空写真を見る限り、神社の姿は見られません 現在の社殿が建てられたのは、社標に刻まれていた昭和60年(1985)くらいのことかもしれません 春埜山(はるのさん)神社 創建 / 不明 祭神 / 不明 境内社 / 不明 例祭 / 不明 所在地 / 豊田市北一色町向谷下851-3 参拝日 / 2024/03/07香嵐渓臨時駐車場から春埜山神社まで車アクセス / 香嵐渓臨時駐車場から西へ力石交差点で右折、県道350号線を北上約25分 関連記事 ・石清水八幡神社 ・神宮山 十王寺 ・足助八幡宮 ・足助神社 ・西中金駅舎・岩倉神社・岩倉神社農村舞台 ・香嵐渓 カタクリ群生地(2024/03/07) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.04.13 12:18:50
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