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カテゴリ:植物
トックリキワタの表面を掲載します。
図1 : トックリキワタ(徳利木綿)の木肌 鬼おろしのような木肌は、意思を感じます。 トゲを発生させるに至った経緯がとても気になります。 上部のほうにあまりトゲがなかったのは、やはり食害されやすい下部を保護しているのでしょう。 誰もいなければ、幹にかぶりつきたいところです。 ---------- 温室には池があり、スイレンが咲いていました。 アメンボがす~いすい。 君らは外の過酷さを知らないんだろうなあ。 図2 : スイレン 腕を伸ばし、真上からパチリ。 図3 : スイレン 接写 ここはイソギンチャクか? 気分はカクレクマノミです。 ---------- 多肉植物のコーナーは暖かいのに閑散としていました。 転ばないように歩を進めます。 しかし多肉植物とありますが、ほとんどはサボテンでした。 図4 : 単刺団扇(タンシウチワ)の木肌 面白い構造です。 サボテンに見られるような、1つの刺座から多数の単刺が付きだしています。 と思いきや・・・ 図5 : 単刺団扇(タンシウチワ) ブラジル、アルゼンチン やはりサボテンでした。 これは原始的な、つまり樹木からサボテンへ変化している途中の構造です。 サボテンは元々樹木であることを、教えてくれます。 植物に刺座が存在していれば、その植物はサボテンだと判断できます。 図6 : ハッカクレン(八角蓮) メギ科 台湾、中国(福建、広西、安微、湖北省) どこかで見たような、変わった形の葉。 八角とあるが、じっさいはダビデの星のような形。 物を包むのに良さそうです。 どうやら解毒や痛み止めになるそうです。 想像するに、元々はこの神秘的な形がうけて、薬として利用し始めたのではないでしょうか。 その気になれば、植物は大抵、毒にも薬にもなるのですから。 北大植物園シリーズ 前半終了 (続く) ---------- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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