この木なんの木 ---空の塔を求めて---
先週の土曜日、親友と四季の会をしました。お天道様が出ている間はどこかをうろうろ徘徊し、夜になれば食事をしながらくだらない話を延々するというしょうもない会です。どこを徘徊するかが、いつも問題になります。 親友 「そういえば、浅草からスカイツリーが見えるらしいで」 自分 「え? そんなところにあるの? じゃあ、そこに行ってみようか」いつもの如く計画は立てないので、行先はすぐ決まりました。河童橋で食品サンプルを買ってから、上野から浅草まで歩きました。図1 : 源森橋から右にいるのは親友図2 : 屋形船隅田川があるので、屋形船があちこちに浮いていました。図3 : 建設現場から下は四角ですが、上に行くにしたがって丸くなっています。どこかの建築科の教授と思しき人物が、学生達を引き連れて来ていました。図面を手に何やら話していましたが、残念ながら内容は聞こえませんでした。見た目はシンプルですが、使われている技術は高いのでしょう。図4 : 現在の高さすでに東京タワーより高いようです。完成すると600メートルを越すそうです。すると、だいたい高尾山と同じくらいの高さでしょうか。スカイツリーを眺めていた首をふと右に回した時、気になる木を見つけました。図5 : 香椿(チャンチン)最初は桜かと思いました。図6 : 香椿(チャンチン)の葉丁寧にも名札が付いており、名称が判明しました。それによると原産は中国の河北・山東省だそうです。天津甘栗が食べたくなりました。新芽時(4月)は赤く、夏になると緑色になり、秋は紅葉し、冬は落葉するそうです。このチャンチン、別名を 『唐変木』 と言うそうです。おや? 唐変木といったら、偏屈な人を指す悪口だったと思います。変わった色の木から転じて、偏屈なつまり変わった人の事を指すようになったのでしょうか。しかし、こんな木は初めて見ました。昔はこの木が広く知られたいたのでしょうか。そうでないと、悪口の意味がないはずですが…真相は如何に。建設に意味がないという批判を押しのけて建設したスカイツリーの傍らに、唐変木が立っている。風刺を利かせたひとコマ漫画のようでした。図7 : どじょうお昼に、人生初の柳川鍋を食べました。親友も初めて食べたようです。うっかり柳川鍋を撮るのを忘れたので、材料を掲載した次第です。さっきまで店先で泳いでいたドジョウに同情しつつ、念仏代わりの舌鼓を・・・・・・お後がよろしい様で。----------