テーマ:人材育成について(785)
カテゴリ:人材育成
中尾語録657
就職面接は経験で大きな差が出る 昨日の続きです。 就活の面接で「この学生は合格する企業があるだろうか?」と 心配になる3パターンについてひとつずつ触れたいと思います。 ・まったく話せない人 まずは、まったく話せない人は論外です。 本来はもっと違うのに・・・という人も本番に弱い人もいます。 面接で本質まで見極めることができる面接官にあたれば、救われますが 現実は、面接スキルの高い人になる確率は低いです。 また短時間で見極めるには限界があるわけです。 そのためにはやはり学生自身が適度な緊張感の中でも話せるように訓練が必要です。 訓練しなくても話せる人もいますが、 そうでない人は回数でカバーするのが一番です。 昨日も面接でボロボロだった学生がいました。 そんな学生を見て「この学生はもう少し緊張がほぐれれば全然違うのに・・・」 そう思って、いったん深呼吸させたら少し話せるようになりました。 向上心はあるらしく最後に、こう言ってきました。 「今後の参考にしたいので、本日の面接で直すべきところを教えてください」 僕は 「自己採点はどれくらいですか?」 すると 「50点以下です」 そこで 「そうですね」ととどめを刺しました(笑) でも続けて 「もっと面接になれないと、話したいことは話せるようになりませんよ」 その学生は面接が始めてだったそうです。 会社説明会も3社しか参加してないそうです。 やりたいことは明確で志望動機も明確なのですが、それが伝わらなければ話になりません。 企業を絞るのは結構ですが、もっと経験をしないと、うまくいかないまま終わってしまいます。 実際に面接で素晴らしいなと思う学生に何度目かを聞くと 5社目以上の学生がやっぱり多いですね。 就職面接は経験で大きな差が出る お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年03月10日 22時05分53秒
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