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カテゴリ:信濃追分からの旅
先日の続きです。
乗鞍高原温泉スキー場の上のリフト乗場の近くから下へ下りて行きます。 「昔、この辺り滑ったことあるね」と、言いながら--- 日本の滝百選に選ばれている「三本滝」です。流れ方も水源も異なる3つの滝が合流して 乗鞍岳の溶岩を流れ落ちています。昔、山岳信仰の修験者の行場だったそうです。 紅葉が見頃の季節です。落葉松林が対岸から見ると、金屏風のように見えます。 野麦峠に向かう途中、対岸に吊尾根が見えました。奥穂高と前穂高を結ぶ登山者のあこがれの ラインです。 私は、なかなか行けそうにありません。せめて遠望で、楽しみました。 一度、来たかった野麦峠です。妹の政井みねさんを背負った兄妹の銅像です。 飛騨からこの峠を越えて岡谷の方の製糸工場へたくさんの少女たちが働きに来ていました。 昭和43年にノンフィクション「ああ野麦峠」が出版されました。そして映画化されました。 ここは岐阜県と長野県との県境です。冬になると雪が降って、少女達が山を越えるのは大変です。 大竹しのぶさん主演のときに、作ったと言われる藁の長靴を「中山道69次資料館」に 展示してあります。今は小さな子供が資料館にやってきたとき、わらぐつ体験をしています。 飛騨高山から野麦峠を通って、岡谷・諏訪方面の製糸工場に働きに行っていました。 過酷な労働で、病気になった少女達も沢山いたそうです。 乗鞍岳を南東方向から見ると、馬の鞍のように見えます。そこから「乗鞍山」と名付けられたそうです。 納得!という感じがします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年10月22日 23時35分52秒
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