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2019.07.10
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カテゴリ:PC:消費電力
​​ さて、Ryzen7 3700Xのお話です。
とりあえず組み立てて、デフォルトの状態で消費電力などを測ってみました。

​構成​​​
CPU:AMD Ryzen7 3700X
マザー:ASUS B450M-Pro GAMING
メモリ:G.Skill DDR4 3600 16GB×2
ビデオカード:RADEON R5 230
SSD:Intel 330シリーズ 120GB
電源:Antec EarthWatts EA-550-PLATINUM
OS:Windows10 Pro
その他:キーボードマウスレシーバー、無線LANアダプタ

で、ストレートに組んだ状態での消費電力は

Ryzen7 3700X 3.6GHz 消費電力 設定:すべてデフォルト
​​アイドル時  42W 2.2GHz​
CineBench ​131W 4GHz​
​​Prime95  140W 3.75GHz​
BOINC   132W 3.95GHz​​​
​※クロック及び電圧はASUS Ai SuiteIII読み

となりました。
んで、最終的に目指すはBOINC機なので、いかに負荷時の消費電力を下げられるか、というところになるわけでですが、取り急ぎ思ったことは

やっぱDDR4-3600は性能過剰じゃね?

昔の考えのままで正しければ、BOINCというかWCGのポイントはメモリの速度に影響しませんし、それよりなによりそんなに高速なメモリはBOINC機ではなくメインマシンで使いたい、ということでいつも通り低速のメモリも使ってみることに。
そのほうが同じく低速なメモリを使ってるRyzen7 2700XのBOINC機との比較もしやすいですしね。

ただまあ、じゃあさっそく低速メモリに換装…ってのも芸がないですから、メモリ変えたら消費電力にどれくらい影響があるかを調べてみることに。
まあ、Ryzen7 3700Xのこととあんま関係ないんですけども、その辺はご容赦くださいな。

んで、使用するメモリは

1 G.Skill F4-3600C19D-32GSXWB 16GB×2枚​

  DDR4-3600のオーバークロックメモリ。2Rank。
  元はDDR4-2133です。電圧も定格より高い1.35Vなんでまあ電気は食いそうです。

2 Kingston KVR26N 19S8/8 8GB×2枚
  こちらはDDR4-2666。Ryzen7 3700Xを買ったとき特価で売ってたのでついでに買ってきました。
  片面実装の1Rankです。電圧は標準の1.2V

3 Transcend 型番不明 8GB
  これはDDR4-2133。いつ買ったかもよく覚えてないのですが、たぶん両面実装なので2Rankだと思います。電圧は標準の1.2V。
  ちなみに1枚しかないのは、片割れのもう1枚が別のBOINC機に入って活躍中だからです。

型番を書き続けるのはさすがにめんどくさいので、この後は単に「3600 1枚」のように表記します。

というわけで、上記1~3を変えた時に消費電力がどうなるかを見ますが、クロックの変化など、他の変動要因を排除するため、CPUのクロックを3.6GHzに固定します。

構成​​
CPU:AMD Ryzen7 3700X 3.6GHz固定
マザー:ASUS B450M-Pro GAMING
メモリ:随時交換
ビデオカード:RADEON R5 230
SSD:Intel 330シリーズ 120GB
電源:Antec EarthWatts EA-550-PLATINUM
OS:Windows10 Pro
その他:キーボードマウスレシーバー、無線LANアダプタ
という構成でシステム全体の消費電力を測ります。

​1 アイドル時の消費電力​
3600 2枚 42W
3600 1枚 40W
2666 2枚 38W
2666 1枚 37W
2133 1枚 37W

まあ、3600はクロックも高く電圧も1.35V掛ってますから、他のモノより高めです。
あと単純にメモリが1枚減ると1~2W減るようです。

​2 CineBench R20実行時の消費電力​
3600 2枚 106W 4341
3600 1枚 104W 4338
2666 2枚 100W 4326
2666 1枚 96W   4329
2133 1枚 95W   4340
※消費電力横の数値は、Cinebenchのスコアです(Multi)

消費電力的にはアイドル時とだいたい同じような傾向だなぁ、というところなのですが、メモリの側が速かろうと遅かろうとDualChannelだろうとそうでなかろうと、Cinebenchのスコアってほとんど変わらないんですね。
まあ、かと言って意図的に遅いメモリを使ったりSingleChannelにする必要もないわけですけど。

​3 Prime95実行時​の消費電力
3600 2枚 123W
3600 1枚 121W
2666 2枚 118W
2666 1枚 116W
2133 1枚 115W

Prime95はメモリに負荷がかかりますから、3600と2666あたりでは結構如実に差が出るかと思いましたが…そんなに変わらないですね。

​4 BOINC実行時​の消費電力
3600 2枚 106W
3600 1枚 104W
2666 2枚 100W
2666 1枚 98W  
2133 1枚 97W   

まあ、ほとんどの人には関係ないであろうBOINC(WCG)実行時。
CineBench実行時の結果とほとんど同じですね。CPUにしか負荷がかかっていないという点では同じようなもんでしょうから。


というわけで、当たり前ですが
・速いメモリを使えば消費電力が上がる
・2枚挿せば1枚挿すよりも消費電力は上がる
という極めて当たり前の結果なのですが、正直DDR4-3600とDDR4-2666、2133との差がないなというのが正直な感想です。

どーしてもどーしても1Wでも消費電力を削減したいっ!!っていう変な人でなければ普通にDDR4-3600等速いメモリ使ったほうがよさそうですね。

​まあ、私はDDR4-2133にします。​





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最終更新日  2019.07.10 21:11:01
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