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カテゴリ:◎落描
春は若竹。ようよう出でたる蠢きたる虫たちと苔の上を走る若鹿。
夏は蛍。灯に吸い寄せられる羽虫たちと照らす冴え冴えとした月。 秋は烏。薄暗くなりゆく神社にて紅葉銀杏の中どこかから呼ぶ声。 冬は氷柱。厚衣に霜、樹氷、雪に映し出される家明かりの暖かさ。 家の中で感じられないのは、そういう生の迫力を感じさせるもの、 肌身で感じさせ、情感に訴えかけるものだろうと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.01.24 23:01:09
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