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長押 綴

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2013.04.14
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カテゴリ:.1次長
***************

チラ裏設定的なもの。

表はこちら




***************

主役あり→@
脇役あり→&
前身あり→()


■鹿沼李桜>後の文献ではマヌカ、仲間からはかつてハニーと呼ばれていた。どこかからトリップしてきて、かつて歌で疫病に苦しむ者を癒し復活させた。と言われている。戦火の中誘拐されるが、仲間たちが居ない状態では本来の力を発揮できず、誘拐した所の貴族に「治せるのにわざと治さなかった」と思われ、疫病の死体漬けにされ殺される。サンマリンの母。

■鹿沼咲子>李桜の妹。シスコン。一緒にトリップしてきたのに自分より他の人を選んだ李桜が大嫌い。李桜が自力で疫病を治す事は出来ない事を知っていてある貴族を唆すが、李桜の死後自暴自棄になり、そうこうしている間にキョウスケに殺される。

■キョウスケ
チクタ
トウカ>李桜の歌は疫病に効果があると謳ったハニーのファン。実はその本人たちが疫病を治していた。実際のところ、歌の効果は麻酔・陶酔効果に留まる。
 ハニー亡き後も疫病患者を治す旅を続けていたが……?

 外見年齢はそれぞれ15・13・11歳。

■アーユルベーダ>
そう名乗る彼らはオズ=オゼの育ての親である。ウイルスを吸引・解放するオズ=オゼを手名付けている。
佐藤妹達の協力と厳重な管理のもと吸引したウイルスの解析と免疫制作に当て、また毒性も一定の環境でなければ発揮されぬよう変化させる事の出来るオズ=オゼの相方を務めている。
ただし現在アーユルベーダは山の国の敵として扱われている。
貴族によって李桜が死んだ後、治した疫病患者がまた疫病を武器に使っている事を知ってからは暗殺用にオズ=オゼを利用し始めたからだ。
彼らは独断と偏見で、要らないと決めた人間を殺していったのだ。

◇サンマリン>橙色の花と金色の光の中暮らしていた少女。その歌は母には及ばぬものの、心を癒し、救う。
そらを探す陸を助け、癒す。
 しかしその様子を???に見付けられ、監禁され、最終的に???の作ったモンスターに食べられる。自我のいくつか、とりわけ陸への想いは消えるが、陸にはサンマリンとして認識される。
 吸収されても、ずっと謎の黒い腕輪を離さない。


◆???>サンマリンが好きだが、叶わない想いを抱き続けることに疲れ、人を吸収するモンスター(自分の職場ラボで育て上げた)に食べさせた。
 この技術に目をつけられ、カヨエにホムンクルスの共同開発を提案される。


◆イース&カロライナ>手記夫婦。息子マチンを喪って喪失感に打ちひしがれていたが、カヨエに声を掛けられ息子の代わりを手にする。その代わり夫イースはカヨエの手下になることになる。
 イースは暴走したホムンクルスの一体、「ヨルム」に妻子が食われたのを見て絶望して一度は食われるが、その後一度救出されている。しかし、妻を引きずり出す為またヨルムのもとへ戻った。


◇ヨルム 作られた順番で隣の番号だったのがガンド。疑似的姉弟関係に至る。実はカロライナとマチンの遺伝子と魂…記憶のかけらをそれぞれカヨエとイースの手配で入れられている。実験台人生に嫌気が差し、ガンドが犠牲にされたことでついにブチ切れて暴走する。
 この後ガンドを解き放つが、実はここで自我を呑まれている。


◇ガンド ヨルムと引き離され、どうしていいのかわからない、教えてくれ、ヨルムは大丈夫なのか、離されたらきっと不安になっている筈、助けないと、と思っていたら激おこぷんぷん丸状態のガンドがやってきた。
二人して研究員を屠るが、そのあと助けに来たヨルムを飲み込み、以降おおもとのカロライナ、マチンのもとに行く。基本的にヨルムの人格を再現しているが、カロライナに接する時のみ己の本分を思い出しマチンのように接したためカロライナの油断を起こす。

 研究者どころか軍隊まで出張ってきたので流石に消耗戦は避けたいと、他のホムンクルスたちとともに廃殿の中に引き籠る。その際ガンドだった部分の大方は外に残り、外敵から廃殿を守る為の茨となる。


○十二聖女 基本的に交代制。イジオンが引き取ってきた不器用者の集まり。いつも笑顔の金髪ニコレット・臆病暴走屋の夕髪ペタラ・しっかり者の灰茶髪ソレイユ・皆のまとめ役ワイン髪のドレイユ…
 全員ヨルムに食われる。
@&

○蟻山透子>野城と一緒にこの世界で生きた。いつもにこにこと笑っていた。魅了によって、海底の調査を始めさせた。ヒナの先祖。
■鬼蓮散華>帰れなくて絶望している異能の為に帰れそうな希望と言う名の、時間潰しの為の謎を与える。






■白宮椿>革命と戦争を止めるため人を病にする異能を使ったが、むしろ被害は拡大した。最終的に追い詰められる頃には狂っていた。口紅型の病原菌弾丸を人に打ち込む異能。
「私が入院してる時だけね、みんな喧嘩やめてくれたの」
■藤染未散>病を回収して、固形化する能力を持っていた。やることが裏目裏目に出る椿を慰めていたが、どうにもならなくなってからは椿と心中する。
「俺は椿と違ってこんな世界に未練がない」

■夾介・竹太・桃香>椿と未散の子供達。異能を引き継げなかった。世界の疫病を消す為、オズ=オゼを造らんと佐藤妹に協力を頼む。世界の病が消えるまでの期限付きで、不死身になる。
「ねーむれ、ねーむれ…」

佐藤妹が、彼らを死なせないために佐藤兄の暴走を止めないことを彼らは知らない。


■オズ=オゼ>未散と椿の骨を用いて作り上げた怪物。普段は身体を凝縮して小瓶の中に入っている。椿の遺した病を治すことができるが、夾介・竹太・桃香の言うことしか聞かない。また、他に周囲に起きている人間が居ると出てこない。





$冬緒?>田中に執着しており、田中の居る異世界にトリップしたい。内気。
 死んだら一定の確率あるいは条件でトリップすると知っている。
 自分と似たような条件で何人も子供を育て、秘密裏に死なせ、トリップする条件を調べている。

「父さんはおれをあの人と出会った14まで育てて迎えに行かせようとした。

 だからおれも、そうするんだ」

***サンプル**


『うさぎさんがね、迎えに来てくれるって言ってたの』
「うさぎ……?」

 断言する。 そいつは、うさぎなんかじゃなかった。
 もっとおぞましいものだった。

 けれど、そいつじゃなくちゃあいつは救えなかった。

 ……俺なんかとは違って。

「なりたくてもなれないから、憧れるんだ」
「やりたくてもできないから、妬むんだよ」

「それが人間ってものだろ」

**


 そいつは、うさぎのようだとあたしを呼ぶ。外の世界を殆ど見た事がない筈のこいつが何故それを知っているのだろうか。
 大体、自分の頭を見たら水牛の頭蓋骨とか、そうでなくてもクリーチャーという表現の方が先に来るだろうに、何故満月とうさぎなどと可愛らしい表現をするのだろうか。

「ーだけど、うさぎは嫌いだ」

 ぼくが最初に殺したのはうさぎだったから。


**

「……こういうのでは、交渉が先なんではありませんの?」

 おお、ぽんぽん毒を飛ばしてくるような姫様にもそう思えるか。
 確かに暴力を暴力で解決するのは悪手だろう。
 人は言葉を持っているのだから。

「駄目だな。俺達は既に「攻撃する」だけの理由を持っている。
それに交渉は今ァ悪手だ。
交渉をやりにくい相手は、人の話を聞かない者、人に条件を提示せず己の中で答えを決めてしまっている者。ある意味の恐れ知らずだ。
 恐れ知らずは三人居る。飢えた者と恨む者と産み守る者だ。
 こういう者には下手に餌をちらつかせると、

”餌ごと食われる”ぞ、お姫様」

 リーフレディ村の村長が言っている事はある意味正解でもある。
 ーただ、仲間のことをあんまり責めたくはないんだが、マリンが先手必勝とカビの生えた饅頭みたいなそれを燃やしたのは明らかに失敗だったーと言っていいのではないか。

 その奥から、見なくていいようなものが出てきた今となってはもう遅いが。

 炎と煙が収まった後俺の目の前に立っていたのは、人の皮を縫い合わせたような傷だらけの塊に人の腕骨を生やしたような奇怪なものを頭に被った人間のようななにか。
 その縫い目が裂けて、中から橙色の猫のような目が姿を現す。

『ーーー問ウ。オマエハ、テキカ、ミカタカ』

 昆虫のように黒光りする左手を差し出して、そいつは言う。

「こりゃ、返答を誤りゃ、死ぬな」

 口元が引き攣る。

「ちょ、ちょっと大丈夫なんですの?」
「しー」

 不安を誤魔化すように眼鏡を直し、顎髭を撫で、口を開く。


「我々は貴方の敵ではありませんが、貴方は我々の敵ですか?」

**

姉さんの為ならなんでもできた。
別に虐げたくない子供でも、姉さんが「これは楽しいの」と言うから、僕は虐げて振り返って笑ってみせた。
血塗れの姉さんは子供みたいに笑った。
子供の時から僕が一度も見たことのない笑顔。
僕はこれを見る為に、生きてきたんだと思った。


**

 夢で知り合いに会う気分だ。
 もしもこれが、夢だとするのならば。
 目覚めても覚えているのだろうか、味方になった人のことを。
 ……戦った、傷付けた相手の事も、覚えているのだろうか。
**
 妾は貧民街では下水道が横にあることすら知らなかった。
 恵まれている自覚が、その犠牲になっているものへの知識があまりに足りなかった。
 なくていいと思っていた。だって知ってしまったら、踏み入れたら、「ヒーロー」ではなくなる。
 地獄の中では闇の中では獣でないと生き残れないと本能的に知っていたから、嫌悪する醜く愚かなそれになどなりたくなかったから、だから見て見ぬふりをしたのだ。一度関われば生涯付きまとわれるものにずっと付き合っていく覚悟などなかった。

 多分妾には足りなかったのだろう、狂うほどの覚悟が。
 何も捨てないで居たら何も得られる筈がなかったのに。

「ヨコセ」
「カエセ」

 ただその一言を延々とつぶやくそいつに、言う。
ーじゃあ、あげるよ。

「じゃが、それで終わるほど妾も人が好くはないのでな」

**

 死にたくなくて、自分の意識をその海に溶かしたくなくて、己の罪をいつまでも忘れたくなくて、逃げたくなくて、死ぬ事でしか償えない自分が情けなくて、そんなのは嫌で、だから、今日も私はぐいぐいと傷を走らせぶつりぶつりと縫い合わせる。
 正気でいようとすればするほど瘴気が異様に漂う姿になるというのは皮肉な話だ。

 ごめんなさいごめんなさいといくら思っても、その声は届かない。いや仮に届いたとしても私は拒んだかもしれない。私は恨み言を聞くのがこわいのだ。己が否定されるのが怖いのだ。強大な喪失感に立ち向かえそうもないのだ。だからあたしは振り向かないで今日もまた闘い奪い取り返しに行くのだ。償っていれば、追いつかれないから。エゴだと誰かが笑ってくれるのを待っている。けれど実際笑われたらそいつを叩き潰してしまうだろう。不自由でどうしようもない愚かで矮小な無駄に図体だけ大きくなった人間でもないもの。それがボクだ。俺だ。私だ。

「大丈夫です」
「……グア…!?」
「大丈夫ですよ。地獄から私を救い出してくれたのは、あなたです。だから、大丈夫です。あなたは生きていて大丈夫です。私が、保証します。私が貴方の存在証明を、守ります」
「……が…るど……」
「忘れないでください。私はいつでも貴方の傍に居ます。いちばん、そばにいます」
「……いちばん…」
「いちばん、です」

 いちばん。確かガンドに言われた言葉だ。
 目の前の少女と記憶の中の小さな少年がまた重なる。
 頬に己の手を添えようとして、やめる。俺の手は汚い。あたしはこの子を守らなくちゃいけないのに、傷付けてしまう。

「大丈夫です」

 ガルドは、そんなボクの手を握りしめた。
 その手が暖かくて、私はまた泣いた。

**

「今あんた…」
 あっちの世界を知ってるのか?もしかしてあっちの世界から来たのか?そう訊く間もなく、そいつはつぶやいて、動いた。
「知ってるか?」

「世の中には自殺行為と呼ばれる戦闘スタイルがあるんだよ」

 次の瞬間、そいつは敵と共に閃光の中に消えた。

**

子供っていうのは不思議だ。
全てを奪い取る時もあれば、
全てを与えてくれる時もあるんだから。

**

「独りじゃ得られないものを、知ってしまったんだ」
「だから、1に戻るくらいなら、0になってやる」

「待って下さい!」
「俺を置いていかないで下さい!」
「あなたとの時間で、俺を磨いてくださると言ったではありませんか!」

**

お前は要らない。
お前は要らない。
お前は要らない。

だから、早く消えろ。

お前は要らない。
お前は要らない。
お前は要らない。

どうしてこの世界にやってきた?
どうしてあたしたちのすむところに生まれてきた?

**


うっかり外に出てどろどろになった。
雨が降っていた。

そんなの小学生でさえ分かることだろう。
まったくさえない人だね、君は。

どろどろで気持ち悪い。

君さえよければ、僕が代わりにやってあげるよ。

雨に加えて雪さえ降って来た。
寒そうな外を、風呂場の中二人で見る。
ぼうっと外を見る僕の身体を、洗う手が這ってゆく。


*****

子供は、素直だ。なんでもかんでも反応する。
だからからかってみたくなる。
その綺麗な世界にちょっとした悪戯の粒を。

それがどう転ぶかも知らずに。

**


その池は、その血はどこか嗅いだ覚えのあるものだった。
僕を守る為に沢山傷付いた君の臭いだった。
他に、嗅いだことのない臭いが沢山あったけれど、でもそれはどれも君の臭いと混じっていて。


なんで、君が、ここに。


それを理解する前に、僕は君を食べた。


君の全てを覚える為に。



君を再び、つくりなおす為に。




*****



広範囲作戦での戦力外通告を真に受けて個人戦に没頭していた。

しかし、知らないところである上司の手柄を奪ってしまったらしく、睨まれている。

てめえ広範囲作戦手伝ってないくせに一人でポイント上げやがって裏切り者って目で見られてる。
前の戦ではその子の仲間全員で晒し上げられ、強い敵の中孤軍奮闘で戦わされたけどありがとうございまーーーす!って芸人並みのテンションで対応してやった。
今回もあなたの睨む目気付いてないよって対処してるけどこれ更に嫌われるんだろうなあ。あー…はー……。
晒上げられてた件は別にいいし、皆での生存作戦を僕ほとんどやれてないから

少しでもその子の仕事に貢献できたかな?ってポジティブ罪悪感減らす気持ちになれたけど
僕とその人のターゲットがかぶってて僕のほうが先に発表しているからっていうことでその人のほうが後出ししたのが分かる上、その人は後出ししたはいいけどどうすればいいの相変わらず僕への対処が分かるわけねえわって言ってるからなんだろうこれ貢献できてない気がする。
でも人の隊服に返り血を擦り付けていくのはやめてほしいぞ。
裏切りは鉄の味を知っているってか。



*****


電車の中で眠って気付いたら、かつて信じていた教祖様の名前と死にたい死にたくない死ねない頑張らなきゃを連呼していた。
ぼそぼそと。
隣に人が座ってきて、慌ててそれをやめたのだけど、隣のお姉さんがぼそっと「頑張れ」と言ってくれた。

ごめんなさい。そして本当に、ありがとう。

死にたくならないような生き方を、死にたくさせないような生き方を、してみたい。

何かの教えには頼らずに。


*****

虚しいから、もどかしいから、嗚咽をこぼす。
トイレのリノリウムの床だけは冷たくも温かくもなくて静かにそれを受け止めてくれている。

酔っぱらっていてよかった。
人が居ない残業中でよかった。

俺は本当は何がしたかった?
僕は本当は何になりたかった?

その全てを切り離すために、希望も絶望も全て僕の手のひらから旅立つ者達に託してきた。
ひとりひとりの生徒たちに、ちょっとだけの逸話とちょっとだけの幸せとちょっとだけの悩みを伝えて、そして育ちゆく時の燃やして進む為の燃料にしてほしかった。

だけど僕は、ここに居るままだ。
窒息しそうだ。
当たり前だ、O2もCO2も全て全て煙として排出してしまった。

真空の中自己が肥大化する。
僕を翻弄する希望も絶望もありはしないけれど、僕を新しい世界に連れて行ってくれるそれらも、肥大化する欲望と本能を抑えつける憧れも蔑みも僕の隣には残っていなかった。

蔑みと言う感情すら、僕のもとは居心地が悪いんだといって旅立つのだ。

これはけして僕が聖人だからというわけじゃない。
つまらない。あるいは、誰の為にもなれない人間。
それが僕だった。

そうして、俺になった。


*****
イースとカロライナ
*****


「男の子って、危険な場所で遊ぶの好きだよな。
ま、わたしもだけどな!」

にっと微笑んだその子は、真夏の太陽よりも輝いていた。

*********


世界の全てに無関心を装えば、痛みもない。寒さもない。

そうして生きていけると思っていた。

to be continued...?

最終更新日 2017年05月01日 02時08分47秒





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最終更新日  2017.05.17 08:12:35
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