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カテゴリ:.1次メモ
汚物をぶちまける場所は決まっている。
故にそこはどこよりも安心できなければならない。 そして安心する為には自浄作用が備わっている場所であるべきなのだ、そこは。 自分の嫌いな物をその頭にぶちまける。 こいつならきっとそれをなかったことにする。 「……」 そう。こいつは全く反応しない。 水だろうが残飯だろうが土だろうがこいつのノートの切れ端だろうが全く動じない。 だからエスカレートしていく。 自分の思いつく限りを試してみたくなる。 自分のされた全てをこいつに渡して、そうして ”無かったこと”に、 ”無視していいこと”に、してほしいのだ。 「…………」 * 彼女は知らない。 そうして汚していった彼女が、いつか彼女と同じように誰かを汚していくことを。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.10.05 02:03:27
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