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カテゴリ:●遊
母「今日は詰碁の本を読んできた…貴様には負けん!」
私「ふっ…大口を叩くのは勝ってからにしてもらおうか」 妹「馬鹿?」 今日は2戦しました。 けれど、我武者羅感の強かった2夜目と比べると 今回指導の部分が多かったせいか 2戦だけ でもかなり印象に残っています。 相手が罠にはまると愉しいですが、 相手がその罠を見抜いても楽しいんです。 先生「ここはもう一度打ち直してごらん」 「よく考えてみて」 祖父「ここ後で打ってみような」 というのを言いたくなってきます。 あと漫画とかでよく見掛ける 「こんな弱いアンタを倒してもなんか嫌だから 出直してきてあげる!今度までに元気になっときなさいよ!」 みたいなツンデレ(?)っぽい敵の気持ちが分かった気がします。 張り合いがないとやっぱりつまらないというか、 相手の「本領発揮」と戦いたいというか。 ◆ 1戦目はいつも通り4目黒→白天元で始めたのですが、 2戦目は母の言い出した言葉により 3目星+天元黒→1つの星に白というやり方で始めました。 「…」(星に置く) 「まあそこだよね」 ・ ・ ・ 「!」 「アンタにいつもやられてるみたいにやってみた」 三々。 三々うぜぇ。 でも新鮮で楽しい。 まあ二々で返すということもなく普通に堅く押し込めたわけですが… 「三々」 四々で、三線二線一線を丸ごと地にするつもりだった相手を一気に(´Д`に叩き込む手。 初心者でも余程大きなミスをしない限り順当に相手の陣地を奪うことができるので、 他に大きな空き場所・取り合い合戦などがないなら取り敢えずここを攻めるか守るかすれば 序盤はなんとかなる感じの手。 最近専らやる側だっただけにやられた時のうざさが半端ない三々…。 無理やり将棋やチェスで喩えるなら、四角に敵が躍り込んできた感じです。 すぐにダメージを与えられるわけじゃないんだけどうざい。しかも潰しづらい三々。 その分、下克上には持って来いの手でもあるのですが。 黒によるその小さいけれどしっかりとした陣地。 なんとなくそれがドヤ顔をしているような気がして、 妙にウザ可愛いなと思ってしまいました。 ◆ 教えている相手が 段々大きい石の塊を取られづらくなっていたり、 段々質問が鋭くなってきたりすると 「どうやったら生きやすいか」 「どうやったら相手を追い込めるか、また同じ状況に自分がなった時どうやって生き延びるか」 「追い込むことと、自分の陣地を広げたり堅くしたりすることとを一緒にできるのはどこか」 ということをどんどんマニアックになりつつも教えたくなっていきます。 初心者ゆえに、常識だと私が思っていることでも「???」だったりもするのですが 教えることで自分も確認したり成長したりできるので、 付き合ってくれている母にこっちこそ感謝したい気持ちだったりします。 + コウを利用するということについて話すとこんがらがられます。 私の説明下手さもあるのかもですが、 どこからどこまでが母のレベルなのかいまだにはっきり把握できていないので どのむずかしさ・面倒臭さなら教えられるだろうか…ともっぱら試行錯誤中です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.10.01 10:40:15
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