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カテゴリ:脳
最近、大学で単なる調査というよりは研究みたいな感じの課題が増えてきました。
大きな大きな範囲のテーマの中で、自分が何を重要だと考え、何を強調しなくてはいけないのか。 これまで私は、研究系のレポートにおいては研究成果などばかり重視し、その正確性や発見したことの手数で勝負していたのですが、それより何よりも重要視すべきものがありました。 「コンセプト」です。 美しい言葉で飾り付けるもよし、徹底的に無味乾燥な箇条書きだけでもよし。 それがその研究成果を生かせるならば。 そして、研究成果がその「コンセプト」を表せるなら。 pixivで言うならキャプション芸みたいなものでしょうか。それがあるのとないのでは印象も何も全然違う。 素のままでも勿論勝負はできるけれど、それだと若干不利だし、何より自分が表現したい方向で相手がとってくれるとは限らない。 注意書き、説明書、企画書、相手を納得させ相手に実感させ相手に意見してもらうための文章。 ただ「よくわからないけどなんか凄い」じゃだめなんです。 「お前いいもん持ってんだからちゃんと表現しろ」と言われるのは半分以上同情です、夢物語ではなく現実の話をしなければいけないんです。美しい言葉は許されますが、美しすぎてわけわかんないようではだめなんです。 ある程度ちゃんと指針を決めていないと、行き詰ってしまった時に「お前いいもん持ってんだから」という言葉が頭をよぎります。持ってねえ。持ってねえよ畜生…今までごまかしてただけですごめんなさい……ってなります。 まあ悩み苦しめば一応成果は出るので、企画書ラフとしては成功していて企画書ラフからちゃんとした企画書に行くまでに三回くらい精神的に地獄を味わうってだけですけど。 コンセプト。企画。 小さな部品なら短期間の個人行動で作れても、大きな計画長期間の負担がかかるものでは大勢と協力ないしは大勢の意向を仰がねばなりません。 そのためにコミュニケーション能力って必須なんだと思います。 まとめきると面白くないこともあるでしょうから、ある程度はふわっとしていてもいいのかもですが、それはあくまでもあほ毛程度、突っ込み部分程度であるべきで、わかめみたいな櫛も通らない寝癖では突っ込みきれないし追い切れません。 ・自分の伝えたいこととは何か ・自分の思考の順序 ・相手が納得できるのは何か ・相手にとって説明を受けやすい、思考の順序 ・平易 とりあえずこれらに留意して頑張りたいです。 『樹上のゆりかご』で、ヒロインのひろみが言われていた「文章を平易になさい」が頭をよぎります…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.01.16 12:03:48
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