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カテゴリ:●少女漫画
※この話は半分ノンフィクションです。※
※真のホラーは暗闇でも幽霊でも人間でもなく、 『生々しい事』であることが判明致しました。 今一応4巻読み始めている所なんですが、 ゼニゲバの最終回近辺や、カイジの地下労働編で班長に騙された部分…… に匹敵する生々しさの波動を感じます。 ・主人公倫子達は彼氏と続かないまま30代。そろそろ結婚しないとやばいやつ。 ・けれど婚活には装う気のない対岸、逆に見るからにひっかける気満々の此岸 ・こういう時に逃げて3人で酒飲んで愚痴り合うのが幸せ ・と思ってたらなんかタラとレバーが酒の力で具現化してきついツッコミを入れてきたよ! ・しかし、この時期に残る、自分の手にも取れそうないい相手は大抵 <<性格に難あり>> <<過程に理由あり>> <<節操は寸分もなし>> ・けれど、そんな相手でも穴を埋め合うには選んでしまうやつ ・やばいと思っててもやめられないのが一番やばいやつ ・これが昼ドラ・メロドラマ化しないのはひとえに定例女子会と言う名の 「お前の幻想をぶっ飛ばす」ないしは自分酔いへの冷静なツッコミがあるおかげ ・もう女子会が聖域 ・まだまだ続くよどうあがいても絶望 ・モテないわけじゃない≠モテる ・全てのうまい話には裏がある ・私が我慢すればいいのかなって女子会トリオが思いつつ 「「「はいムリ~~~~~~」」」 <<結局女子会でたらればったり愚痴ったりツッコミ入れ合ったりしてる時が一番幸せ>> ・なんかもう女子会だけでいいんじゃないかな 言っていいかな、個人的には本音言い合えて、お互い見捨てなくて、恋路応援してくれて、やばい時は助言しようとしてくれる(そして撃沈したら傷を舐め合える)友達とタラとレバーが居ればそれでいいんじゃないかな…? だから取り敢えず今の所の問題は浮気と不倫の某二名ではなく仕事を犠牲にしつつある倫子さんだけだ!!!一番やばいレントゲンになってるやつだ!!! タラとレバーと酒を買う金、友達と集まって楽しむ時間さえ確保できれば・・・・ で・・・き・・・れ・・・・・・ば・・・・・・・・・ タラ「こいつそれさえもする気なくなってるタラ」 レバー「逃げてるレバー」 駄目だ…倫子さんその仕事がうまくいかないから逃げ道で枕()とか寿退職とかを選びかけてるんだった……!!! それに、そういった面で夫婦が支え合うことはあるだろうけど、友達同士提供できるのは、友達としての癒しだけだから…それ以外を求めているなら、どうもできないんだろうな。 結局なんだかんだできついこと言うけど本当にやばかったら一応心配(?)はしてくれる、裏に持っている者も何やら3/3の純情な感情っぽい人とくっつきかけて、スパルタで頑張った挙句、今までとは違う方向に才能開拓していくのが一番のハッピーエンドなのかな…?とちょっと思っています。 映画通はいいなと思ったものを自生活に取り入れるばっかりだから、人間の生活とはちょっと遠ざかってしまうよね…っていう。他の事は極上なのに玉に致命傷。 破れ鍋に綴蓋レベルでないと付き合えない。 さて倫子は綴蓋を買って出るのか……!? それともこの山を越え、新しい相手を探しに行くのか……!? それとも映画にこの経験を生かし一皮剥けるのか……!!!!! ・つづく という事実に絶望感しか感じない漫画は久しぶりです。 しかし読んでしまうこの魔性っぷり……! ![]() 東京タラレバ娘/ 東村アキコ キスKC 4巻続き。 理想を折られ押さえつけられまくるのが、子供の宿命なのかもしれない。 だからまだまだある未来の方に夢を先延ばしする癖がある。 「何事に対しても諦める癖がついている」のが、大人の特性なのかもしれない。 だからせめて手に入ればいい、寂しくなければいいと思う。 もう一回立ってみようと思うのが、そういう相手に出会えるのが、老人の特権なのかもしれない。 無限の可能性があるネットドラマっていう存在は、そんな人々を繋げるものなのかもしれない。 そして。 「女子会の たられば酒より 仕事酒」 仕事にもう一度目覚めた倫子先生が予想以上にかっこよくて惚れた。 なんだろう、何かに一生懸命な人って輝いてるよね。 ……趣味としてその何かを他人に押し付けさえしなければ。 (仕事としてならあり) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.03.02 01:10:12
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