1453643 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

Laub🍃

Laub🍃

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

フリーページ

カテゴリ

プロフィール

長押 綴

長押 綴

カレンダー

2017.04.06
XML
カテゴリ:🌾7種
●嵐「花を生意気と言う人はやましい」
・個人的に7種20巻はもやもや・ホラーが多い(20巻他シーン雑感想)と思うんだけど、その中でも、某所で代表的もやもや回として何度か挙げられることがある箇所。
ちょっとこれまで決めつけすぎじゃないかなー花好きさんの発言だなーと思っていたんですが、ちょっと違う解釈もできそう、と思い始めました。

一応ワンクッション。

以下、あの発言にもやもやしている派&なんだかんだ言っても安居生きろ派の解釈である為
あの発言に「よくぞ言った!」と思っている方、安居嫌い涼嫌いという方にとっては地雷ダンディかもしれません。







以下自己解釈

************







まず、嵐の「花を生意気と言う人は必ずやましいことがある。悪さ・理不尽なことをしていて力で抑えつけようとして花とぶつかった」にあるどことない花正当化の部分は

「死んだかもしれない人(しかも話している相手にとって大事な人)について貶すのってどうなの?」
っていう反発心による発言及び

「嵐と居る時の花」
に限定された決めつけだと思われます。

花はいつもいつも正しいわけじゃないけど、嵐と居る時はある程度正しく、そしてある程度守られているからこその「私には嵐が居るからそのことにはこだわらないし嫉妬しない」という生き方を選べていたんじゃないかなと思います。

それと花について「傲慢だ」とか「自分の正義に拘り過ぎている」と言ったなら、「敵対していたんだな」になるかもしれないところ「生意気だ」と言う言い方を選択したことで安居及び涼は
『自分達が先生達にされていた評価の言い方』を無意識に模倣してしまっているっていう…。


そういったことをふまえての
「花を生意気と言う人は悪さ・理不尽なことをしていて力で抑えつけようとして花とぶつかった」


「生死の分からない人を「生意気だからそうなって当然」と言う態度で語る人は自分の中にある悪さ・理不尽さに気付かず振る舞いがちな人である。またそんなことをしている人は論理や懐柔策、段取りある教化でなくて、その場で力で抑えつけようとすることが多い為、論理や(くるみさん系の)懐柔策に対しては比較的素直に従う筈の花とぶつかったケースが多い」
「現に俺も花に対し短気に水泳を教えようとしたらぶつかってしまったけど、その時ちょっと『教わる側、頼る側なのに生意気だな…』と思ったけど気長に焦らず、善意と道理でもって教えたらぶつからなかった」(かつての自分と相手を重ねたニヤリ)

という意味を表していたともとれます。



また、メタ的かつ田村先生の伏線としては

「殴られても「生意気だからそうなって当然」と言う態度で振る舞われ悪さ・理不尽さにも耐え抜き、また魔法の言葉「事情が事情」によって歪んだり犠牲者量産を前提とした論理や懐柔策、段取りある教化、それを嵩に来た力で抑えつけられても比較的素直に従ってきた」最終テスト前の安居
及び、
「安居のうざったくて理屈や正義や理想にうるさくてお節介焼きでアホみたいに素直かつ生意気だから上に目をつけられてる所に馬鹿かと思いつつ興味を持っていた」最終テスト前の涼

への地味なフォローともなっていて、
普段地味だけどそういった過去について昇華できるポテンシャルをも持っている嵐への地味で着実な信頼にも繋がったんじゃないかと思われます。

…だからこそ、「かつての(甘ちゃんだった)自分」を否定しようとしていた安居も、やっと原点回帰するという道が再び見えてきたのかもしれません。昔の失敗ばかりしていた自分を許せるようになったのかもしれません。




その内蝉丸の「後悔してる時が一番幸せ」と同じく、分かりやすく解説解釈してくれるシーン、ないしはその理念に対立するものが出てくるシーンが問題提起として出される話があるとうれしいけど難しいのかなあ…。


●追記。


嵐の理屈が安居に、蝉の理屈が涼に響きやすい理由として
嵐→地味で安心安全そうだが戦力にもなる堅実時々罪な優男
安居→地味・地道な積み重ねが危険を回避するクソ真面目お節介
(そして普段主張はしないけど聴くと色々教えてくれる安心安全な要先輩を信じていた)

蝉→敢えての逆張り&要領でどうにかできるものはどうにかする
涼→先生を敢えて試す&真面目に取り組み過ぎないように心掛けている
(そして先生達に依存し過ぎないように、振り回され過ぎないように気を付けていた)

という多分「蛇の道は蛇」的な部分が影響してると考えられるので
蛇の道を歩んでない人としては理解しがたい感覚もあるのかなーとも思います。

あと安居は基本『自分より凄い』って認めた相手に対してはモンペの涼だろうと山信者要さんだろうと自分の論理や倫理より相手の意志尊重するところがあるっぽいので
嵐に対し体力面はともかく精神面では認めてる→素直に多少しっくりこなくともとりあえず受け入れる、というやり方を取っているんじゃないでしょうか。
これから夏Bに対しても「なるほどな…」とか秋に対しても「なるほどな…」ってなる安居は果たしてありうるのか気になります。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2017.04.12 08:25:19
コメント(0) | コメントを書く
[🌾7種] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.