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『チネチッタの魂 ~イタリア映画75年の軌跡~』
NHKは、2011年のイタリア統一150周年にあたるということで、今月BS-hiで、イタリアの特集をする。その中で4日に放送された。 以下【】内が、NHKのHPから引いたもの・・・。 【コッポラやスコセッシといった米国の巨匠たちが、チネチッタで映画を製作するケースが相次いでいます。最新鋭のデジタル技術が全盛のハリウッドに対し、今もなお熟練した職人の手仕事によるチネチッタ。 そのアナログの手法が観客を魅了しています。1936年ムッソリーニ独裁政権下で、誕生したヨーロッパ最大の映画撮影所チネチッタ。ヴィスコンティ、ロッセリーニ、フェリーニなど、巨匠たちが名作を次々とここで生み出しました。親から子へ、さらに孫へと代々チネチッタの工房で伝統を引き継ぎながら一緒に働くのがチネチッタの職人の流儀。チネチッタ75年の歴史をひもときながら「夢の砦(とりで)」の秘密を解剖します】 と、大上段に振りかざした番組だが、内容は井筒和幸監督が自分の好きな映画『道』が軸になっており、決してチネチッタの全貌を紹介しているものではない。井筒監督の『道』へのオマージュでしかない。番組のタイトルからはそう云うしかない。そうではなく井筒監督の『道』、というタイトルならば納得が行くし、それならば面白い番組だったのだが。 こういうのを「羊頭狗肉」というのであろうか? しかし、この特集は注目である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.03.05 21:27:52
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