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カテゴリ:認知症 介護
食欲のないかあさん。 出された食事をもうほとんど食べないと聞いて、もう長くないんだと思った…けど… かあさん、まだ生きている。 多分死ぬ気なんか全然ないね、きっと。 元はわがままな人だから、おいしいと思えないものは食べない。 きっと、もう味の感覚が衰えていて、味がよくわからないんだな。 今の施設に入る前から、おかずにはびっくりするほど醤油をかけていて、からくないの?って心配したけど、さらに鈍くなってるんだろう。 施設では好きなだけお醤油かけられないかもしれないし、かけてももう味がしないのかな? 甘いものは味がわかりやすいのかな。 甘いお菓子なら食べるようだ。 かあさんは死ぬ気なんかないし、死にたくないから、本当に死にかけてた時は、まずい病院のご飯も必死で食べた。 でも今は認知症のせいで、多分、食べないのはさっき食べたばかりと思ってるから。 空腹感ももう感じなくなってる。 お水やお茶も飲もうとしないらしいけど、感覚が麻痺してるだけじゃなくて、さっき飲んだ…くらいに思ってるんだ。きっと。 死ぬ気なんか全然なくても、かあさんの身体はもう、あの世に行く準備が進んでる。 でも、かあさんはとっても小さいから、ちょっとしか食べなくても身体を維持できてるみたいで、まだ生きている。 きっと気がつかないうちに死んでるんだろう。 ともかく、まだかあさんは生きている。 にほんブログ村 にほんブログ村 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.02.26 16:34:01
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