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カテゴリ:認知症 介護
以前、私も夫も使わないヘアピンが台所の床に落ちていて、今は亡きかあさんの仕業やで。 ってことになった。 先日、居間の窓の雨戸を開けてから、ふと足元を見たら、これが落ちていた。 あれ、何これ、危ないなぁ うっかり裸足で踏んだら大惨事だよ 近くに小さな一輪挿しらしい花器が落ちていて、そこに入ってた剣山のようだ。 私は足元を見ずに雨戸を閉めて、だけどたまたま足を置いた所にそれはなかったし、スリッパを履いてたから踏んでも大事には至らなかったかもしれない。 私が雨戸を開けていなかったら、夫が踏んでたかも。 でも、なんでこんな所にこんな物が? この部屋のどこかにあったんだろうけど、いったいどこに置いてあった物なんだろう。 危ないなぁ 夫に報告すると、 きっとおかんが置いたんやで おかんの仕業や と言う。 そうやね、きっと と私は言った。 夫は今でもかあさんのこと、時々ぼやく。 かあさんがどんなにひどい母親だったか。 生まれてこのかた、何も買ってもらったことがないと。 子供の頃、突然の雨、友達はみんなお母さんが傘を持って迎えに来るのに、一度も来てくれたことがないとか… 風邪を引いても、熱が出ても、気にかけてくれることがなくて放ったらかしだから、しんどくても1人で学校に行ってたとか… そうやって未だにぼやくのを、どこかでかあさん、聞いてるのか。 それが不満なのかな。 いつも親子喧嘩してばかりだった。 よく夫と大声で言い合ってたかあさん。 息子がいまだに悪口を言うから、死んでもなお腹が立つのか。 それとも、また親子バトルしたいのかな? くれぐれも、足元に気をつけて。 と夫に言いたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.03.30 18:10:06
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