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先日から読んでいる徳富健次郎(徳冨蘆花)の順礼紀行。 きょうも徳冨蘆花研究所 としてそのことを綴ろうと思います。 エルサレムの地を離れ辿り着いた小さな村。 その土地に住んでいる人々は、 大地に根付いた生活をし 水を活かし命を繋ぐ大切なものとして 生活していた様子を 綴った言葉を綴ろうと思います* *~水なるかな水~* 大いなる無花果、ポプラル、葡萄、柘榴など 一族の緑眼もさむるばかり鮮やかな小村あり。 ドタンという。 旧約の少年ヨゼフが父の命により 十人の兄を尋ね来て坑に打ち込まれはては 売られし所と伝う。 この処に径一丈ばかりの泉ある。 エル・ハフィーレの泉と称す。 泉の水は溢れていささ小川をなし、 胡瓜などつくれる野の畑へと流れ行く。 水なるかな水、シリアの夏の旅して 「活ける水」の味を知る。 列しき日、乾燥せる空気、 日を照り返して白く煌く岩の山、 見るたびに咽喉のいらく土の家、 見るもの尽くただ渇きにて渇きて 旅人の気も遠く目も眩まんとする時、 ここに活ける水の泉あり、 滾々として岩間より沸き出づ。 水なるかな、水ありて、人ありて、 獣ありて、村をなす。 水なるかな、ヨハネが生命の河の水を夢み、 熱砂に育ちしマホメットの天国が 四時清水流れ果実実を結ぶ処なるも、 宣なるかな。 自然の乳房に不尽の乳を満たせし者に 永遠(とこしえ)に光(ほまれ)あれよ。 ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~* これは、パレスチン行程の中の一つの土地。 こんな言葉がありました。 橄欖の木があり、豊富な果物があり、 オリーブの実も生食し 塩蔵したり、オリーブ油を製したり、 しゃぼんの材料となる など書いてありました。 これは、今のパレスチナとも変わらない 生活ですね。。。 ↓に書かれてあるように 現代は、イスラエルに占領されていること 生きていくために、フェアトレード商品として 売られることになるとは・・・ この当時では考えられなかったことです* 水が豊富にある土地の資源を奪うため? 戦争を巻き起こすなどおかしなこと。 きっと、そのような人々には いつか違ったカタチで何かが 返ってくることでしょう。 以前、いろんな思いを綴った記事・・・ *~パレスチナを闇から光へ。。。~* http://plaza.rakuten.co.jp/natulinoaroma/diary/200901200000/ むかしのような穏やかな生活に 戻ることを願いたいものです。。。* 「オーガニック」は私たちを取り巻く*「環境」*へと つながるとっても奥深いもの。。。 いつも応援して下さる皆様ありがとうございます! オーガニックとは・・・「美容」や「健康」はもちろん ママだったら「子育て」にだってつながります! なので、いろんなことを綴っていきたいです* 人気blogランキングへ ↑いつも応援ありがとうございます↑ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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October 26, 2009 05:17:26 PM
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