カテゴリ:世に棲む日日
WHATSMAN@NNN
最近、物忘れがひどい。 特に瞬発力に関しては、 とんでもなく落ちた。 「それは、あれよ」 の「あれ」が結局出てこないことがある。 たとえば、この前も地元のマイメンと 映画監督の話題で、 監督の名前がずっとでなかったこともある。 「あの、博士の異常な愛情とか21世紀宇宙の旅とかの奴よ。」 など、お互いに分かってるのに、 作品はおろか、顔が頭に浮かんでるのに お互いに名前が出てこん。 まじでやべえ。 ビートタケシがお笑いから一歩下がったのは これがきっかけらしい。 ツッコむ際に、 「そりゃ、キュームリックじゃねえかっ」 っていえればいいが、 「それは、あの宇宙の旅の監督やねえか」 じゃ、やっぱむげえ。 本当に、こういうことが多々ある。 が、生活に支障をきたすレベルじゃねえ。 たとえば、10分以上物を覚えれない、 とかだったらどうするか。 映画「メメント」で面白く描かれた。 まぁ、最後はようわからんかったが、 発想自体が相当おもしろかった また、ジョジョの6部でもこの手のスタンド使いが出てきた。 ジョジョの場合は、三つまで@ミューミュー。 記憶がなくなるってのは、 マジでクソ恐ろしい。 メメントは10分だったが、 それが80分ならどうか。 ってことで、80分しか記憶を保てない男の話。 「博士の愛した数式」 という小説を読んだ。 映画化されるくらいだから、 結構売れた有名な小説やろう。 つい先日、清水邦明の例の店にて、 クソ安く見つけたので、買ってみた。 基本的に、俺は単純なので、 大抵の売れている本は結構面白く読める。 ジンワリとくるタイプ。 内容的には、正直、ありきたり、と思う人もおるはず。 が、俺的には、 どうにも、作者が狙ってかもしてきた行間に、打たれた。 っていうか、かなり大きい役どころを担う 子どものあだ名が「ルート」ってので、 すでにルーを思い出し、 マジでキマッタってところ。 このルートがクソいいこども。 ルーも人がいいので、クソ被る。 √はすべてを守る、ってのもパンチラインかもしれん。 個人的に、パンチラインも多く 「子供には祝福が必要だ」 など、子どもクソ大切にする博士に根付いた考えには、 マチガイネエ、的な感銘があった。 いつか子どもが出来たら、 ひたすら祝福したいもの。 あと、タイトルにある愛した数式。 これはマジですげえ。 今後読む人がおるかもしれんから、 書こうか迷ったが、 不調和の集合が一瞬にして、 究極の美に変わるもの。 最も美しい数式らしい。 数学ってのはスゲエものな気がしてきた。 公式は整然と立ち尽くし、 永遠に変わらない。 この数式を使おうって思った時点で、 この小説は面白く出来たんやねえかな。 数学がよう分からん俺も、 数学って奴に興味をもった。 今日はこんなもんで。 ピース。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年03月20日 23時42分16秒
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