G1 浜名湖賞 開設69周年記念 静岡県知事杯争奪戦 レース展望
ダービーが終わって間なしで、次節の浜名湖周年が始まります。茅原選手にとっては、グランプリ勝負駆けで残された2節の内の大事な1節となります。今回も公式のレース展望として、特設サイト、浜名湖HP、そして公式パンフレットを確認しました。<特設サイト>茅原選手の名前は出てこなかったので、リンクだけです。<ボートレース浜名湖ホームパージ>こちらは節が終わると内容が更新されてしまうので、リンクは貼り付けません。内容は次の通り。『G1浜名湖賞 開設69周年記念 静岡県知事杯争奪戦は11月4日(金)から9日(水)までの開催。12月のグランプリ出場に向けた戦いも終盤戦。賞金上位トップ20の内、当シリーズ参戦メンバーに◎印をつけてみました。1位 山口 剛 8562万円2位 原田幸哉 8469万円3位 馬場貴也◎ 8224万円(今年V6、内G1V2,G2V1)4位 白井英治 7880万円5位 片岡雅裕 7630万円6位 池田浩二 7490万円7位 毒島 誠 7410万円8位 菊地孝平 7360万円9位 桐生順平◎ 7129万円(今年V4、内G1V1)10位 遠藤エミ 7092万円11位 椎名 豊 7084万円12位 石野貴之 6462万円13位 羽野直也◎ 6177万円(今年G1V2)14位 瓜生正義◎ 5828万円(今年V0)15位 上條暢嵩 5694万円16位 磯部 誠 5661万円17位 中島孝平◎ 5645万円(今年V1)18位 稲田浩二 5609万円19位 丸野一樹 5563万円20位 井口佳典 5213万円こうしてみると分かるのが、馬場貴也選手の勢い。びわこ・秩父宮記念の他、戸田と下関の周年記念競走を制しています。優勝候補筆頭格とみていいでしょう。当然、年度変わり前の戸田周年を含め今年V4としている桐生順平選手が対抗格になりますが、若松と平和島の周年記念を取っている羽野直也選手の復調ぶりは目を見張るものがあります。エンジン出しに苦労した時期を乗り越え、ステージアップしている羽野選手の動向に注目です。そしてもうひとりピックアップするとすれば、賞金ランキング45位とランク外ながら今年V9と大躍進している新開航選手でしょう。1月の戸田ルーキーシリーズを皮切りに、10月の唐津ルーキーシリーズまで季節に関係なく優勝を重ねてきました。モーター調整力とレース展開力で抜きんでている若手です。そのほか…地元浜名湖のSGV2の坪井康晴選手をはじめ、G1浜名湖賞のタイトルホルダーである中島孝平選手(2021年3月)・深谷知博選手(2014年11月&2020年2月)・茅原悠紀(2018年12月)も活躍することでしょう。11月4日(金)から9日(水)まで開催される「G1浜名湖賞 開設69周年記念 静岡県知事杯争奪戦」にご期待ください。(文中データは10月24日時点のものです)』(ボートレース浜名湖HPより転載)こちらは今回唯一、展望記事に名前がありました。65周年覇者として、今節の活躍が期待されますし、活躍してくれないと困りますね。<公式パンフレット>こちらの展望記事には名前がありませんでしたが、ドリーム戦メンバーの紹介と、全選手の紹介の2つコメントがあったのでそちらを確認しておきます。『衝撃のグランプリ制覇から早8年。あの頃から旋回技術はトップクラスだが、調整力も少しずつ身に着けている。当地は65周年を優勝、66,67周年記念も準優は外していない。』『卓越した旋回力は健在だが今年は準優突破率の低さがやや気がかり。』浜名湖との相性の良さについて触れられていますね。また、今年の調子がイマイチなことを指摘されています。ちなみに、茅原選手が出場した浜名湖周年は、65周年のあとは、66周年と68周年となります。67周年は出場していませんので、「67周年」を「68周年」と読み替えて下さい。浜名湖とは相性が良いと思っていますが、最近はちょっと面影を潜めています。65周年で優勝して、66周年、68周年も準優には進んでいますが、優出は出来ていませんし、66周年の準優では転覆(責任外)、68周年の準優では不良航法取られて賞典除外、そして直近の今年のメモリアルでは予選敗退と、右肩下がりな成績となっていますとはいえ、今年2回目の浜名湖ですし、64周年と65周年連続で優勝戦1号艇だったこと、ボートレース甲子園での活躍など、実績のある浜名湖ですから、活躍してくれる可能性は十分あると思います。さて、先に書いてますが、今節もドリーム戦メンバーに選ばれています。茅原選手はWドリームの2日目「浜名湖ドリーム」に出場します。枠番がまだ公表されていないので、登番順にメンバーを書いておきます。4074 柳沢 一4262 馬場 貴也4371 西山 貴浩4418 茅原 悠紀4524 深谷 知博4688 永井 彪也この登番順の枠番でも面白そうですね。馬場選手の2号艇とか、茅原選手の4号艇とかですから。最後に、注目モーターを確認しておきます。浜名湖のモーターは4月から使用しているので、半年以上経過してますから相場は固まっています。ただ、気温が下がってきているので、そこは未知の条件となり、相場が動く可能性もありますね。62号機、57号機、66号機あたりが良さそうではあります。公式パンフレットでは、39号機と57号機が2枚看板と書かれています。62号機は乗り手に恵まれている感あり。この中では57号機が良さそうでしょうか。茅原選手に引いて欲しいのは33号機。伸び足は大したことないですがレース足の良さが光りますし、優勝3回は魅力的。あとは近況調子が良い18号機。乗り手を選ばず高勝率を維持し、現在2連対率トップに躍り出ています。