ねえ、だれがこどもをつくるの?/ヤーノシュ
子ねずみのチューチューは、ある時おかあさんに聞きました。「ねえ ママ、だれがこどもをつくるの?」ところがその時猫がジャマをし、チューチューは答えを聞けないまま。翌日、チューチューは学校へ。登校も授業中も、チューチューは仲良しのもぐらの男の子、ディディと一緒。3時間目の理科の時間、先生はまず、さくらんぼのでき方を教えてくれました。次にひよこ、最後に人間。みんな、どうやってこどもを作るのかな?・・・ある意味、強烈なタイトルですよね。中身もです。いやはや、なんとも最初の方はチューチュー一家の説明でまどろっこしく、本題に入るのは中盤以降、学校にて。まずはさくらんぼ。まぁ、子どもに教えるには妥当ですね。私も「おしべとめしべが・・」はとりあえず教えました。続いてひよこ。「おんどりがめんどりの背中に・・」ときます。イラストのニワトリもしっかりくっついてます。まぁ、でもこの辺までは「わかりやすいね」な範囲。さて、人間。うわ・・・裸の男女合体シーンもバッチリです。やり方もある程度解説しています(名称や体位も)。とってもわかりやすいし、それなりの正しい認識が植え付けられそうなので、教材としてはなかなか良いと思います。が、さすがに面と向かってコレを教えるのは恥ずかしいですね(^^;)いやいや、恥ずかしがってる場合か!うーむむむ。子ども達に正しい知識を与え、体を守るのも親の役目ですもの。(でもやっぱり、かなり現実的なイラストで恥ずかしいデス★)娘は勝手に見てたけど、まだ子ども達には読んでやってないので、週末の返却日までには読み聞かせてみようと思ってます。・・・結果報告・・した方が・・いい?!ねえ、だれがこどもをつくるの? 著者:ヤーノシュ 訳:平野卿子 講談社 1993年9月発行