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りらっくママの日々

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2007年12月27日
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カテゴリ:映画
ドモです!

今日はこれから渋谷に行ってきまっす♪

こちらはイブに実家に配達しに行ったら、

兄が完成させたって言ってたガンプラです!

              ガンプラ
        
サーフィンに行けないとこんなの作ってますよ…大笑い


           こちらはクリスマスに食べたチキンとケーキ。
  チキン     ケーキ2

                 ケーキ

もっと盛り付けに気を遣おう…。


「恋のゆくえ」観ました~

内容は、

ピアノ弾きの兄弟の前に現れたヴォーカル美女との恋のゆくえ…

って感じかな~。

ハマった!ピンクハート良かった!!!ピンクハート

少し昔の映画なのに、すっごくオシャレでしたよ~!

曲がジャズ系だからかなぁ~。

コレは大人な恋愛映画だと思いました。赤ハート

話の内容的には古さを感じません!

服装には古さを感じるけどね。泣き笑い

ヴォーカルのミッシェル・ファイファーが美しかった~♪目がハート

弟のピアニストが、カッコ良くて、渋くてクールだったよ~!グッド

(何となく、私が前に書いた小説「ある女:ユナ」「ヨシカワ」さんの雰囲気を持った人でした!)

アウトローな感じ~。

ミッシェルが真っ赤なドレスでピアノの上で歌うびっくりとこには、

う~ん、美女じゃなければ許せん歌い方だな!大笑い

と、思いました。

エンドロールに私の好きな、

「マイファニー・ヴァレンタイン」が流れるところがまたセツナイ!

知ってる曲でもアレンジや歌い方で違うなぁ~。

あ~、観て良かった!

ちょっと恋しちゃった気分になりました~。

こういうの大好き!ピンクハートピンクハートピンクハート

新作では無いけど、かなりツボにハマった私好みの映画でしたよ~!

良かったら観て下さい!ウィンク

--------

「ある女の話:アヤカ」


二人乗りのウォータースライダーの列に並んで、
子供みたいに騒いだ。

流れるプールで、浮き輪でチャプチャプ浮かんでて、
それに捕まりながらタカダくんが言う。

「ココはいいよな~。
またあっちに戻んのヤダな~。
俺やっぱこっちのが好きだ~。」

「うん。イナカだし、いろいろすいてるしね。
まあ、今日は混んでるけど。」

「でも、アヤちゃんがいっしょに来てくれるから嬉しいや~。
何かちょっとまだ馴染めなくてね、あの空気に。
休み位、知ってる人がいると落ち着くよ。」

「そうなの?
てっきり羽伸ばしてるかと思ってたのにな~。」

「あんまり知り合いもいないし、
しょっちゅう会えるワケじゃないし、
俺みたいなヤツには合わないとこかもね。」

「ふぅ~ん。」

「そのうち慣れるかもしれないけどさ、
今はまだ無理だな。」

「それはツライねぇ~。」

よしよし、って頭を撫でた。
顔を上げたタカダくんの目がジッと私を見てる。

「そんな子犬みたいな目で見ないでぇ~。」

少年なんだか大人なんだか、
微妙な表情をするんだな…って思った。

タカダくんが浮き輪の下から腰に手をまわして、
水着の私の体を抱き寄せる。

「俺、家に帰るの嫌になりそう。」

「何で?」

「俺だけ?」

「ううん。そんなこと無いよ。
私もいっしょにいたいし。」

親がいる自宅に帰ると離れなきゃいけないもんね。
私もそう思ってた。

タカダくんがニヤっと満足そうに笑った。

「あー、やっべ。
アヤちゃん、カワイ過ぎ。
もう俺をそんなに誘惑しないで~。」

何言ってんの~!
って、水かけたら、水をかけられた。
う~、日焼け止め落ちる。
絶対焼ける。

「女って大変だね~。」

ふふんって笑って、タカダくんはスイスイ人を掻き分けて泳いで行ってしまった。

も~、何考えてるんだか、
さっぱりわからん。
真剣に見てるかと思ったら、
目逸らして茶化すんだから。

翌日、タカダくんはヨッちゃんたち男同士で遊びに行ってしまった。
私は旅行準備。
エリとも久々に飲みに行った。
合流。

タカダくんはこっちにいるとすごく楽しそうだった。

タカダくんの住む街に着くと、
何だかこっちよりすごく暑い気がした。

ゴールデンウィークより、お盆が終わったからか、
人がいっぱいだった。

確かに、この街は息苦しい。
人も多いし、ゴミゴミしてて、
暑さが加わったせいか、
みんなイライラしてる気がしたし、
歩くだけでも疲れた。
合って無いって言うのもわかる気がする。

それでも、タカダくんの部屋だけは、
タカダくんが住んでいるからか、
自分のいた場所と同じ空気を感じた。

タカダくんが会社に行ってる間、
私は電車に乗って、
雑誌に載ってる店を探しに行ったりして過ごした。

一人で部屋に戻る。
専業主婦ってこんな感じ?

夜タカダくんが帰ってくると、
作っておいた料理を見て、タカダくんが嬉しそうな顔をする。

「すっげー!
手作りがありがたい!!!」

「数少ない作れるものの一つです。」

タカダくんが、
うめーうめー!って言いながら、美味しそうに食べてくれる。
私はあまり手が込んだ物は作れないけど、
今日だけは、本で見て覚えてきた料理を披露した。
ここの台所がコンロ一つだったので、
レンジを使ったりして大変だった。

そのせいか、
タカダくんが美味しそうに食べてくれる姿が嬉しい。
この前、お父さんに出したら、
ソースかけられたし。

私の味覚が変なのかと思ったけど、
母親は美味しいって言ってたから、
どっちが正しいのか正直不安だった。

二人で食べて、
昔、エリの家にいた時みたいに、
絵を描いたり、テレビ見たり、ゲームしたりして過ごした。
有休も足したけど、明日には帰らないといけない。

淋しい。

「ねー、アヤちゃん。」

「ん~。」

クーラーをつけて床に二人で転がる。
暑さにバテてるのか体がダルい。

私はタカダくんの手に触れていて、
手相って人によって違うんだな~なんて、
ぼんやり眺めていた。

「なあに?」

「このままずっとここにいてよ。」

隣で寝転んでるタカダくんの顔を見る。
タカダくんがこっちを見ていて、
目が、本気だって言ってた。

どこかで風鈴の音が聞こえた。






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最終更新日  2007年12月27日 09時33分48秒
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