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りらっくママの日々

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2007年12月28日
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カテゴリ:映画
ドモです!

昨日は渋谷の東京児童館に行ってきました!スマイル

久々に友人の子供たちと会うと、

すごく大きくなったような気がしますね~!びっくり

私ら親もいろいろしゃべれて、

とっても楽しかったです。

そうそう、ドラマ「スワンの馬鹿!」観た?って話から、

浮気は許せるか?

どこまでが浮気か?


な~んて話で盛り上がりました。

意見が両極端でマジ面白かったです!大笑い


あああ~!!!

オダジョーが結婚っ?!びっくり

ビックリ~!!!


今日はマジ友のtweetyちゃんちに電車に乗って会いに行ってきまっす~♪


「マリーアントワネット」観ました~!

内容は、マリーアントワネットの話。

え?それでいいよね?

なんつーか、パステルな色の菓子ばっか食べてて、

ピンク中心のサンリオの世界みたいな配色の服を着てて、

色彩的に美しい映画ってのはよくわかった~!泣き笑い

うんうん、

確かにあの夫をその気にさせるのって、難しいわよね~!

一体どうしろと?ショック

服着るにも、飯食うにも、

王妃辛すぎる~!号泣

最初の方はベルサイユのバラで読んだまんまで面白かったけど、

最後の方はイマイチだったなぁ~。

ベルバラのが話に抑揚があって面白かったゾ!!!

思ったんだけど、盛り上がりが足りなかったのかも…。

あれ?無かったとか?

起承転結の「転」が抜けた感じ~~~!!!大笑い

聞いてたまんまの映画でした…。


今遠距離恋愛の話書いてるでしょ~。

こんな曲聴いてみたりなんかして~

「そばにいるね」

「ここにいるよ」

-------

「ある女の話:アヤカ」

私はずっとタカダくんの目を見ていた。
タカダくんもずっと私の目を見ていた。

チリン

リン

冷えた部屋に風鈴の音が冷たく聞こえた。

「ずっといっしょにいたら、
冷めちゃうかもしれないよ?」

自分の声が、
自分の声じゃないように聞こえた。

「いつか、
恋ってやつが終わるものだから…?」

私は、そう、って言いそうになる。
でも、タカダくんの言葉はそれを知ってる。
私がそれを怖がってるのも知ってる。
多分…

タカダくんがいきなり立ち上がって冷蔵庫に歩いていった。

「飲む?麦茶?」

私は、うん。ってうなずく。
二人でゴクゴク麦茶を飲んだ。

チリン

チリン

体が冷えた気がした。
タカダくんが口を開く。

「どうなるか見てみる?」

「ん?」

「ずっといっしょにいたら、
いいとこも悪いとこも見えちゃうと思うよ。」

「うん。」

「他に目が行くかもしれないけど、
でも戻るのはアヤちゃんのとこがいい。」

「浮気前提なの?
男はそういう動物だから?」

私は、あははって笑う。

「女だってわからないよ。
俺より好きな人できるかもしれない。
女は浮気じゃなくて本気になるんじゃない?」

どうだろう?
私は麦茶を飲む。

「俺と結婚しない?」

一瞬タカダくんが何を言ったのかわからなかった。
わからなくて、
タカダくんの顔を見る。
タカダくんも私の顔を見てる。

「早くない?」

「早いね。」

タカダくんも麦茶をゴクリと飲む。

「でもさ、
戻りたいって思った時に、
アヤちゃんが他の男のものだと困るんだよね。
ずっと俺の側にいてよ。」

「それはまたずいぶん自己中心的な…」

軽く笑う。
でもタカダくんが本気で言ってることはわかる。
今だけの感情?
でも嬉しいんだけど。

タカダくんがクククと笑う。

「世界は俺を中心に回ってるから。」

「ホントにそう思ってそう~。」

「でもアヤちゃんは俺よりもっと好きな人出てくると思うよ。
だから結婚なんかで縛っちゃいけないよね。」

「そんな淋しいこと言わないで~。」

私はおどけてタカダくんにしがみつく。
タカダくんが私の髪を撫でる。

「タカダくんのがそうなるかもしれないでしょ?」

「だから俺はアヤちゃんに戻るんだってば。」

「鮭じゃあるまいし。
どうして、他に目なんか行かないって言わないのよ。」

「そんな、いかにも嘘っぽいこと言いませ~ん。」

「一途じゃないなぁ。
ヤなやつ。」

タカダくんはアハハって笑った。

「だってそんな気がするんだよ。
他に目が行くことがあっても、
アヤちゃんの代わりはどこにもいないって。
俺ホントにそう思うんだよね。」

「そんなこと言うヤツに、
バクチみたいに自分の人生賭けていいのか悩んじゃうよ。」

「いつまでも悩んでていいよ~。」

それは今すぐ答えを出さなくていいってことだろうか?
正直、結婚願望なんか私には無い。
でも、ドキドキする。
タカダくんは何だかフワフワしてて、
そんなこと言いながらもどっか言っちゃいそうな気がして。

でも、
その言葉を信じてみたいような気もして。

私の中でもタカダくんの代えがいると思えないんだよ。
それに他に目が行くとも思えない。

でも、タカダくんは他に目が行くかもしれないんだ?
それは有り得る現実だと思う。
私にもあるかもしれないの?

不安になることばっかり言う。
なのに安心させるようなことも言う。

抱き締めるタカダくんの体が、
会えない間にどっかに行っちゃいそうな気がして怖い。

私の髪を撫でる指が、
どっかに行っちゃいそうで怖い。

タカダくんの手が頬を撫でて、
もう片方の手が私を抱き寄せてキスをする。

明日別れたら、
次会えるのは冬。

このぬくもりを忘れないように、
タカダくんの体を抱き締める。

次に会う時まで気持ちは変わらない?
ホントに?

心は不安定なものなんだ。
わかってるから怖い。

側にいたら動かない?
心は動かない?

側にずっといて、見てみる?

隣で眠るタカダくんの顔を眺める。


電車を待つホームは、ゴールデンウィークの時より混んでなかった。

故郷で待ってれば、
いつかタカダくんは帰ってくるかもしれない。
でも待ってられる?

別れるのが淋しい。

もっといっしょにいたい。

ただそれだけ。

そんな理由で結婚を決めていいんだろうか?

次に会う時まで、同じ気持ちでいてくれる?

タカダくんが心配そうに顔を覗きこむ。

「どしたの?」

「え?何が?」

「淋しそうな顔してた。」

「え?そう?」

私は顔に手を当てた。

そんな顔してたんだ…。

それから
ガンバって笑ってみる。

「ねえ、タカダくん」

「ん?」

「大好き。」

タカダくんが笑顔になって、
私の頬に手を当てる。

何も言えなくなって、
タカダくんの手の上に自分の手を重ねて、

お願いだから、
この気持ちのままでいてね。

って、思う。

手を離すと電車の出発する音がした。
電車に乗って、笑顔で手を振る。
いつもみたいに。

ずっとコレを続ける?
それともいつかお互い近くに好きな人をみつけて、
いい思い出だったな…
って思うようになるんだろうか。

そんな未来は思い浮かばない。

景色がどんどん流れていく。


どうしよう。

早くタカダくんに会いたい。

あの人、また私に変な魔法をかけた。

あの部屋に戻りたくなる呪文。

  このままずっとここにいてよ








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最終更新日  2007年12月28日 09時31分38秒
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