カテゴリ:教育、子育て、自転車旅行
2012年7月31日
6時半、起きる。 今回の旅行で、初めての曇り空だ。 二階のベランダで洗濯物を取り込んでいたら、小雨もぱらついてきた。 7時45分に宿を出発するときにも、宿のおばさんも天気のことを心配してくれていた。 降っているのか、いないのか、微妙なくらいの雨の中、出発。 コンビニで水分を補給していくと、店員のおばさんも高知新聞を読んで、私達を知っていたらしく 「今日はどこまで走るの?」 とちゃりこに訊いてきた。 「足摺岬から竜串まで行きます」 と答えるちゃりこは、自信満々に見えた。 「がんばってね」 とおばさん。 そして、 「おばさんの子供も、不登校だったのよ」 と。 そういえば、宿のお孫さん、Y子ちゃんも、小学校一年生だが、いじめられて不登校がちだ、とおばあさんが言っていた。 いったい、世の中はどうなっているんだろう? どうなっていくんだろう? コンビニのおばさんとは握手して別れ、先に進む。 赤鉄橋を渡って、四万十川の右岸を河口のほうへ向かって走る。 細かい雨は上がってくれて、すぐに陽が差してきた。 と思っていたら、あっというまに強い陽射しに。 昨日までと同じだ。 右手に中筋川が見えてきて、やがて私達が渡ったところで四万十川に合流。 川幅を広げる。 私達は321号線をひたすら走る。 草の生い茂る広い河川敷を左手に見ながら、やがて上り坂になる。 そして、川沿いからしだいにはずれていき、内陸に入っていく。 河口までは一緒に走れなかった。 「さよなら四万十」 と私が叫んだ。 「さよなら四万十」 とちゃりこも叫んだ。 さあ、 いよいよ、 目指すは、 足摺岬だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年11月10日 07時54分51秒
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