テーマ:野球のトリビア(237)
カテゴリ:野球
「あなたの直感と連想能力に挑戦する、
象印クイズ ヒントでピント。皆さん、こんばんは。 司会のねっぴぃです。まずは頭の準備体操、 オープニングクイズから参りましょう」 一体、誰のことを言っているんでしょうか? 1) 内部スタッフでさえも、正体がわからない。 2) 必ず専用のバスで移動する。 3) どんな相手であっても、通訳を介して会話をする。 4) 基本、コンビで仕事をする。 5) 30分ごとに休憩が入る。 6) 如何なる時でもキャラを演じ続ける。 7) 世界に1人だけしかいないことになっている。 8) 棲息地域は主にアメリカ、フランス、日本など。 何個目のヒントでわかっただろうか? わからない人は、この日記を最後まで読むべし。 ……。 さて、マスコットとは、どんな存在でいるべきなのだろう? 現実主義のスタンスか、それとも幻想主義のスタンスか。 そんな根本的な疑問を、この年の瀬に抱いてしまった。 というのも、北海道日本ハムファイターズのマスコット、 ブリスキー・ザ・ベアー(愛称B・B)のコラムを 読んでしまったせいなのだ。 注目して欲しいのは、以下の3回である。 #6 マスコットFAQ #8 マスコットとバク転の相関関係についての考察 #10 マスコットにも人権を! 「機能的に考えて、着ぐるみだって目から きちんと見えるようにしておかないと、 パフォーマンス上出来る事がかなり制約されてしまう。 僕の知る限り、プロ野球12球団のマスコットは、 ほぼ全員がちゃんと目から見ています!」 「声を大にして言いますけど、 少なくともプロ野球マスコットの場合、 女性キャラは全て女性が演じてます!」 「演じる側としては、演じれば演じるほど そのキャラクターに対する思い入れが強くなってくる。 自分の愛するキャラに他の人が入ってるのを見るのほど、 辛い事はないですよ」 「僕はJリーグのマスコットも色々見て来たし、 実を言うと経験もあるんですけど(笑)、 側転までは見た事あるけどバク転は見た事ないなぁ…」 「僕が今までされた中で一番信じられなかった &許せなかったのは、だいぶ昔の話だけど 背中のファスナーを開けられそうになった事」 「確かに僕達は、見た目はいつでも笑顔ですよ。 でもその笑顔の向こうには、あなた達と同じような 感情があるという事を忘れないでほしい」 「僕達マスコットにだって、人権があるんです!」 お気付きになっただろうか。 なんと、プロ野球のマスコットともあろうモンが、 自分が「着ぐるみ」であることを公言しているのだ。 むう、何てリアリストなマスコットだ。 大丈夫なのか、そんなバッサリとした割り切り方で? 少年少女の空想をブチ壊してしまわないか? ディズニーのキャラクターなんて、正反対のスタンスだぞ。 奴らは逆に「中に人間なんて入ってるわけないでしょう」 というスタンスをとっている。園内の人間にすら、 正体が知られることはない。 その待遇は貴族級で、移動は全て専用のバス。 テレビ撮影のスタッフでさえ、通訳を介さねば会話もできない。 問答無用で30分おきに休憩が入るという制約まである。 だが、だからこそ、奴らは如何なる時も営業ポーズを崩さない。 それが、たとえ周囲に内輪の人間しかいなくとも、だ。 トイレに行きたい時でも、何とか体裁を繕おうとする。 まさに、笑えるほどファンタスティック! その世界観の頑丈さときたら、本当にスゴイ。 知人がディズニーのホテルで結婚式を挙げた時のこと。 知 人「オプションでキャラクターを呼びたいんですが」 スタッフ「料金は10万5000円からになっております」 知 人「じゃあ、ミッキーだけでいいです」 スタッフ「ダメです。ミニーも一緒にお願いします」 知 人「え、どうしてですか?」 スタッフ「(真顔で)2人は仲良しですから」 ……。 こうして比べてみて、ふと思った。 やはり、プロ野球のマスコットには幻想主義でいて欲しい。 何となく、そっちの方が笑える気がするもの。 最後に私事のご報告を1つ。 来年2月、結婚式を挙げることになった。 披露宴には、ネッピー&リプシーを招く予定だ。 新宿まで来てくれるとは、感謝感激である。 さァ、どんな演出をしてもらおうか。 Please crick here !! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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