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2005.01.06
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カテゴリ:野球
新年早々、苦言を呈さねばなるまい。
その相手は……、東海テレビ制作のある番組。

その名も『プロ野球オールスタースーパーバトル2005』!

要するに、プロ野球選手60名による運動会である。
毎年、新春になると放送される恒例企画なのだが、
これがもう、吃驚するほど面白くなかった。

喝! 喝! 喝! カツゥ~(エマさん調)!

※ 『機動戦士Zガンダム』において、
  カツ・コバヤシが無残にも戦死した際、
  エマ・シーンは不細工な顔でこう叫んだのだった。

大沢「面子が地味だわな」
張本「そうそう、全然オールスターじゃないよ」
大沢「あと、なんつうかさ。盛り上がりに欠けたよ」
張本「トークもつまらなかったしね」
大沢「あまりにも淡々とした構成だったかもしんねえな」
張本「そう、もっと工夫しないと」

※ 全部、架空の会話です。念のため。

まずは、今回の出場選手一覧を以下に列記してみる。
皆さんは、どんな感想を抱くだろうか。

<チームレッド>
D 立浪和義 岡本真也 井端弘和 荒木雅博 土谷鉄平
S 鈴木健 城石憲之 坂元弥太郎 青木宣親 宮出隆自
G 久保裕也 小久保裕紀 二岡智宏 鈴木尚広 矢野謙次

<チームブラック>
T 藤川球児 安藤優也 赤星憲広 萱島大介 鳥谷敬 
C 河内貴哉 長谷川昌幸 大竹寛 福地寿樹 白濱裕太 
B 佐伯貴弘 種田仁 加藤武治 野中信吾 吉村裕基

<チームネイビー>
H 柴原洋 和田毅 三瀬幸司 明石健志 大野立詞 
L 星野智樹 佐藤友亮 赤田将吾 松坂健太 細川亨 
F 上田佳範 江尻慎太郎 須永英輝 古城茂幸 森本稀哲

<チームホワイト>
M 清水直行 西岡剛 今江敏晃 早坂圭介 里崎智也 
Bu 山下勝己 朝井秀樹 吉川勝成 井戸伸年 坂口智隆 
Bw 塩谷和彦 平野恵一 玉木朋孝 早川大輔 後藤光尊  

……何なんだ、このメンバーは? 特にパ・リーグ。
「オールスター」と呼ぶには程遠い面子だ。

何より、テレビの企画なのに無キャラの選手が多すぎる。
イヤ、実際は違うのかもしれないが、そう見えてしまった。
もっと番組内で新たな名物キャラを作っていくくらいの
仕掛け・工夫が欲しかった。

今やメジャーリーグ入り秒読みのデニーだって、
昔はオフのマラソンでしか輝けなかった男だったのだ。

また、このチーム分けはどうだ。
あまりに無意味。球団対抗ではダメなのか。
おかげで、勝負熱がとことん冷めてしまった。

どうしてもチーム分けをするのであれば、
昨年の成績順に振り分けるのではなく、
もっと意味のある分け方をするべきだったと思う。
セ・パ対抗とか、出身地別とか、世代別とか。
選手同士の関係性が見えてこなかったのが、残念だった。

次に、各種目を振り返ってみる。
個人的に遺憾だったのは、オリックスの露出が、
力いっぱい端折られていたことだ。

○ 超リアル野球盤
要は、普通のフリーバッティングに点数をつけただけ。
注目のチームホワイトからは、塩谷らが出場したのだが、
結果があまりにショボかったため、プレーの映像はなし。

○ ドッジ・バトルスクエア
漠然とドッジボールの映像が流れただけ。
最後は山下(ホワイト)のパスをカットしようとした
種田(ブラック)が、ボールを取り損なってアウト。
オリックスのメンバーは、どこで消えたのか不明。

○ 100m走日本一決定戦
各球団1人ずつエントリー。読売の鈴木尚が優勝した。
因みに、オリックス代表・早川は4位という微妙な順位に。

欲を言えば、個々の俊足エピソードなどを盛り込み、
彼らの速さに「箔」を付けて欲しかった。
“野人”岡野雅行の「犬に勝った伝説」みたいな。

その点、阪神の萱島には赤星のお墨付きがあったので、
とても印象に残った。勿論、彼の走りが見事だったという
ことも大きかったのだが。

○ 遠投日本一決定戦
これも各球団1人ずつエントリー。阪神の藤川が優勝した。
投手のくせに、一昨年に英智(中日)が出した記録に
8mも及ばなかったのが、気にかかるところだが。

オリックスの後藤は平凡な記録だったため、
バッサリと割愛されていた。

○ 5人6脚&10人11脚
ブラックが独走した時点で、チャンネルを変えた。
ホワイトは、ロッテの面々が映っただけで、
近鉄・オリックスの露出はゼロだった。

……随分と淡々とした文章になってしまったが、
それは仕方のないことである。

だって、番組自体に起伏がなかったのだから。

最後に、この企画最大の弱点を述べよう。
それはズバリ……、司会のお寒いトークだ!
ココリコに番組を回す才能はない。
有名人とはいっても、所詮は素人集団。
もっと選手のキャラを引き出せるタレントを使うべきだ。

マジで喝!

とはいえ、視聴率は悪くなかった。
6.8%(お馴染みのビデオリサーチ社調べ)。
グラフは右肩上がりで、ほぼ理想的な形を示した。

一体、どこら辺が良かったのだろうか?

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Last updated  2005.01.07 20:56:38
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クロスリートまこ雄@ オリックスについて オリックスの長年の停滞原因は、投手陣の…
ねっぴぃ@ Re[1]:進撃(06/01) キジーさん 懐かしい。ウイリー・バンク…
キジー@ Re:進撃(06/01) むしろ今シーズンの展開で更新しないほう…
キジー@ Re:乱戦(06/09) 完全に油断していた。ご無沙汰である。 こ…

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