テーマ:相撲(1569)
カテゴリ:格闘
大麻で解雇だとか、暴行死事件の初公判だとか、
横綱の品格がどうだとか、八百長疑惑だとか。 ぶっちゃけ、暗~い話題ばっかりの大相撲。 しかし、春場所(3月)のチケットは売れ行き好調らしい。 「私は帰ってきました!」 ……イヤ“ソロモンの悪夢”じゃないからね。 今回、ガンダムネタじゃないからね。 そう、横綱・朝青龍の完全復活。 人々は再び白熱した優勝争いを望んでいる。 実際、初場所は大いに盛り上がっていた。 訪れたのは13日目。 両国駅前では街頭インタビューが行われ、 国技館の天井からは『満員御礼』の垂れ幕。 思えば、人生で2度目の枡席だ。 2005年11月の九州場所以来の大相撲観戦。 当時の日記を読み返してみると、 このような主旨のことが書いてあった。 ○ 白露山はもう少しで髷を結えなくなる。 ……髷を結えなくなって引退するより先に、 大麻を吸って追放されてしまった。 ○ 北桜の取組、まわしが取れそうになっていた。 ……“熱い男”北桜も来場所は遂に幕下陥落が決定的。 現役続行の意志は表明しているが、復活なるか。 ○ 大関同士の激突、琴欧州vs.白鵬が激戦。 ……当時は“角界のベッカム”琴欧州の人気が上。 今、白鵬はそんな彼を置き去りにして横綱へ。 ○ 懸賞はネタの宝庫である。 ……実は今回の観戦でも、全く同じ感想を抱いた。 ズバリ、永谷園の“くどさ”が素敵なのだ。 「味一筋お茶漬け海苔の永谷園」 「鮭茶漬けの永谷園」 「梅干茶漬けの永谷園」 「たらこ茶漬けの永谷園」 「わさび茶漬けの永谷園」 どんだけ重ねるのか、と。 普段、公共放送であるNHKでは、 広告となる懸賞の発表は放送に乗らないようにしている。 映像は遠景で、更に取組スーパーなどを重ねて表示。 音声も、場内の音量を絞り、実況席の会話を被せる。 TV観戦では伝わらないが、 毎場所、この場面では場内に笑いが起こる。 そして2度目の今回、更に気付いた事実がある。 お茶漬けの種類には、どうも序列があるらしい。 どの取組を見ても、1番目は「お茶漬け海苔」で、 2番目は「鮭茶漬け」、3番目は「梅茶漬け」、 4番目は「たらこ茶漬け」、5番目は「わさび茶漬け」。 懸賞は、どの取組にも5つ出しているわけではない。 2つのものもあれば、3つのものもある。 しかし、発表の順番が変わることはないのだ。 必ず「お茶漬け海苔は永谷園」から始まる。 この日、永谷園が出した懸賞は全部で18。 その中で「お茶漬け海苔」と「鮭茶漬け」は 5回も登場しているのに「わさび茶漬け」は1回だけ。 これ如何に? 珍しい懸賞も出ていた。 前回は花田勝の「ちゃんこダイニング若」を見つけたが、 今回は「ワールドちゃんこBLUE DRAGON」の懸賞旗。 何のことはない。 今月、両国国技館の真向かいにオープン予定の 「ワールドちゃんこ朝青龍」のことである。 四股名を掲載することが禁じられているため、 英訳したのだろう。 しかし“MORNING”は要らないの? 懸賞金は1本6万円。 そのうち、勝ち力士の取り分は半分の3万円。 自分で出して、自分で取り戻す。 それでいて、広告効果も見込める。 これは、非常に斬新な形ではなかろうか。 因みに、過去に出た珍しい懸賞はというと、 『なるほど!ザ・ワールド』が年末特番用に、 お笑い芸人のはなわがCDのPR用に出したことがある。 その他、映画で『座頭市』や『ブラック・レイン』、 更には『ドラえもん』の懸賞旗もあった。 懸賞の楽しみ方は、それだけではない。 結びの一番、白鵬vs.琴欧州の取組前。 土俵の上を懸賞旗がぐるぐると回っている中に、 「明治ブルガリアヨーグルト」の文字を見つけたのだ。 おそらく、ブルガリア出身の琴欧州に対し、 出されているものなのだろう。 まァ、それ自体は問題ない。問題はその前後だ。 「便秘にイチジク浣腸」 「しじみエキス肝助のしじみちゃん本舗」 ……嗚呼。 なんと微妙なコラボレーション。深くは、書くまい。 ☆☆☆ それにしても、朝青龍の「私は帰ってきました!」宣言。 あの時は、流行語大賞間違いなし!と思ったのに……。 自分の中で、今は「右から左へ受け流す~♪」と同レベル。 たった1ヵ月前の出来事なのに。どゆこと? Please crick here !! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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