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本日の読みは大当たり、というより、ささやかな願い、天に通じたような一日、
昨日の下げを戻す、日経平均104円高で終ってくれました。 個人的にありがたいことは、優良株も、軒並み戻してくれたこと。 トヨタはぱっとしないのですが、これは、米国GMの苦境で嫌われた。 GMの苦境、トヨタにも原因の一端があるのですがね。ま、これは長い目で見ましょう。 ところで、本日の日経朝刊13面に、「デジタルラジオ推進協会大阪事務所」というところが、 KDDIと共同で、デジタルラジオと通信を連携させた試験放送を始めるとのニュースが、、、 これ、ラジオ放送に連動してデジタルデータが読み取れる。2011年、本格開始ですか。 ただこのシステムの問題は、閉じたシステムだということ。専用端末がいるのですね。 爆発的な普及、こんな形で進めて、できるものなのでしょうか。資源の浪費だしね。 なぜ、普通の放送にデジタルデータを載せないのでしょうか。 なぜ、パソコンでテレビを見るときに連動するようにしないのでしょうか。 閉じた仕組み、競争は少ないし、役所にも、天下り先ができるなどの利点があるのですが、 もっとオープンなシステムを提案したほうが良いと思いますよ。 そうそう、その話の発端となったライブドアですが、LBOの確認は取れていない様子。 マスコミの無責任な噂話ばかりが拡大している、というおかしな状況ですね。 たとえば、このニュース、ライブドアの非道ぶりを印象付けて高裁に圧力を掛ける、 そんな下心が透けて見えるのですね。責任ある報道なら、裏を取らなくちゃいけません。 まあ、この手の報道に、高裁が惑わされるとは、とても思えないのですけどね。 実際問題として、当面の鍵はニッポン放送の買収、本日の出来高0.9%で、 フラットな日中足もあまり現れておりません。本日の増加、多くて0.5%、 ニッポン放送発行済み株式の、48~49%押さえた、というところか。 売り物も、だいぶ少なくなってきたようですし、あと一週間で2%ほど、買えますかねえ、、、 これが成功裏に進み、高裁での差し止めも通ったとすると、次に狙うのはフジテレビ、 これはありえること。まあ、フジとの提携が進まなかった場合、そうするしかない。 でも、これは相当に難しい話でして、短兵急にことを進められるとは、とても思えません。 まずは、ニッポン放送の支配権を確立すること、その経営を軌道に乗せること、 大和證券に貸したフジテレビ株を取り戻すこと、ポニーキャニオンを守ること、 そのどれ一つを取ってみても、そうそう、簡単なことではないのですね。 更に、ニッポン放送の持つフジテレビ株の議決権を生かすためには、 フジテレビの持ち株比率を25%以下に下げなくちゃいけない。 そのためにとりえる手段は、希薄化、ニッポン放送が大幅な第3者割り当て増資を行い、 株式の総数を少なくとも5割がた引き上げなくちゃいけません。 で、そのとき、フジがその株を取得して逆襲を掛けてくることも防がなくちゃいけない、 ポイズンピル、今度仕掛けるのは、ライブドアの側なのですね。 増資の一つの嬉しい話はお金が入ること、そのお金の使い道も決めとかなくてはいけない。 でも、ライブドア傘下のニッポン放送には、立派なお金の使い道があります。 で、それがフジテレビ買収、とまあ、そんな筋書きになっているのではないでしょうかね。 ニッポン放送をめぐる一連のドラマ、まだまだ続編がありそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 19, 2005 06:38:32 AM
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