カテゴリ:文化・社会・ネット
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吉丸一昌先生と夢幻問答をしている崎山言世と申します。3番4番を想像してつくってみるとはなかなか面白い試みです。ただ、『音楽』編集の総責任者である吉丸先生は、編集者の牛山さんが無断で改作することなどありえない、憶測でものを書いてはならんと話しておられます。時代を下った証言の確かさについてもっと慎重な分析が必要だということらしいです。拙ブログ「言世と一昌の夢幻問答 尋常小学唱歌と早春賦の秘密」をご笑覧ください。
(April 1, 2015 10:36:23 PM)
崎山言世さん、書き込みありがとうございます。
> 拙ブログ「言世と一昌の夢幻問答 尋常小学唱歌と早春賦の秘密」をご笑覧ください。 //blogs.yahoo.co.jp/kotoyo_sakiyama/63016205.html ですね。続きを期待しております。 ただ、編集者による改変はあったと考えるのが妥当ではないでしょうか。その理由は以下の通りです。 ・現在残っている3番の最後のフレーズが意味不明であること ・林古渓が3番が唄われることを嫌っていたようであること ・この裏付けとして、現在3番はほとんど歌われていないこと 浜辺の歌の発表年は1916年(大正5年)であり、出版物に不穏当な内容が含まれないよう、自主規制が行われたとしても不思議はないのではなかろうか、と私は考えております。編集者が、著者にことわるとややこしいことになると考えたとすれば、著者に無断で改変することもありえたのではないでしょうか。 もちろん、これは私の考えであり、真実であるという保証は全くないのですが、、、 (April 2, 2015 12:23:35 AM)
崎山言世です。風紀問題で世間を騒がせていた東京音楽学校に、風紀問題対策のプロとしてやってきたのが吉丸一昌先生です。重要なのは「はまべ」以降も、古渓さんはそれまでどおり『音楽』に何の変わりもなく寄稿を続けているという事実です。そんなに我慢ならないほどの問題があったのなら、古渓さんは寄稿をやめたのではないですか。編集主任の牛山充さんを貶めるようなことは、吉丸先生が許さないとおっしゃておられます。
(April 7, 2015 10:51:50 PM)
崎山言世さん、書き込みありがとうございます。
>崎山言世です。風紀問題で世間を騒がせていた東京音楽学校に、風紀問題対策のプロとしてやってきたのが吉丸一昌先生です。 rasensuisha.cocolog-nifty.com/kingetsureikou/2014/06/3-8d42.html にこのあたりのいきさつが解説されていますね。このような背景があれば、風紀紊乱の疑いをもたれるような歌詞に対して自主規制が行われることも、ありそうなことだとは思われませんか? >重要なのは「はまべ」以降も、古渓さんはそれまでどおり『音楽』に何の変わりもなく寄稿を続けているという事実です。そんなに我慢ならないほどの問題があったのなら、古渓さんは寄稿をやめたのではないですか。 発表に際して修正されたことに対しては、古渓も事後承諾をしていたのではないでしょうか。風紀が問題になることを回避したかったといわれれば、やむを得ないと考えることも理解できなくはありません。 でも、オリジナルの詩には思い入れがあって、一時復旧を試みたものの、うまくいかなかったということではないでしょうか。もちろんこれは、私の妄想に過ぎないことではあるのですが、、、 それにしても、林羅山の子孫の林古渓に本居宣長の子孫の本居長世、幸田露伴の妹の幸田延と、すごい血筋の人たちがこの時代の音楽には係わっていたのですね。 (April 7, 2015 11:41:52 PM) |
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