今朝も、朝5時前にヤマセミスポットに到着。家から車で10分足らずなので
鳥見には恵まれています。カワセミの数も多いので、ボウズということは、
ほとんどありません。
早速、撮影基地の設営です。
まず、4隅に支柱を立て、回りをカモフラージュネットで覆います。今回は、上から
ヤマセミに見られるのを防ぐため、上もネットで覆いました。
カモフラージュネットだけだと、周辺との違和感があります。ヤマセミが違和感を
感じてしまうと、素通りされてしまう恐れがありますので、ネットの上から刈り取った
草で覆います。こんな感じです。これだとヤマセミには気づかれないでしょう。
撮影風景1 posted by (C)keichan
ヤマセミが現れるのは、過去の撮影から、6時半ごろということがわかって
います。現在5時半ですので、時間的余裕は充分あります^^
いや、時間は充分あるはずでした。。。
準備が終わり、皆それぞれネットやテントに入ろうとした時、
来た~~!
ヤマセミは、コーナーを曲がり、こちらを向いたかと思うと、クルッと180度
方向転換。近くの林にある葉の茂った木の裏側に入ってゆきました。
呆然と立ちつくす3人。隠れる暇はありません。
ヤマセミが、立ち去った様子はないので、しばらくネット裏で様子を見ることに
しました。
DSC_0126 posted by (C)keichan
ここから物語風
ヤマセミ『あ~ビックリした! コーナーを気持ちよく回ったら、目の前に人間が
3人もいるんだもんな~』
人間 『あ~ビックリした! 隠れようとしたら、突然現れるんだもんな~
今日は、1時間早くない? 時計貸そうか?』
ヤマセミ『人間の姿は見えなくなったけど、しばらくここで様子を見てみようかな』
人間 『ヤマセミの姿は、見えないけど、多分、木の裏からこちらを見ている
はずだから、しばらく様子を見てみようかな』
30分経過。。。
人間 『山の方へ飛んでいったのかな~。日が昇ってきたので、暑くなってきたよ~』
ヤマセミ『あの人間たちは、まだ近くにいるのかな~。もう帰ったのかな~。
腹減ったよ~』
1時間経過
人間 『これだけ待って出てこないところをみると、もう山の方へ飛んでいったのかな~』
ヤマセミ『そろそろ出てゆこうかな。でも何か視線を感じるんだよね』
人間 『もう限界。暑くてかなわん』
諦めて、ネットから出て片付けを始めたとき、先ほどのヤマセミが木の裏から出て
山へ入ってゆくのを見ました。。。
人間 『まだいたのね。。。』
ヤマセミ『ほら、やっぱりいた。あなた達も暇ね~』
今回は、ヤマセミの勝ちですが、13日の朝は負けないぞ!
それにしても、警戒心の強い鳥です^^