と、言いましても、自分は玄人ではありませんし、
(ヴァイオリン自体は、所有していますけれど、練習する時間が(ヾノ・∀・`)ナイナイ。)
本を沢山読むタイプではありません、寧ろ、読まない方かも。
タイトルは
「200CD ヴァイオリン―弦楽器の名曲・名盤を聴く」
と言いまして、1999年・5月に
立風書房 様
より出版されております。
256ページ。
この本は、素人として、単純に感じたのは、
”読み易い”、
”素人を馬鹿にしていない”
”個人の偏見で判断していない”等、がポイントですね。
でも好みの、演奏、ソリスト、作曲家等の時は、
熱くオススメしていたりしていて、面白く読めます。
入門本として使えます。
主筆者は、10数人。
項目として、
1).弦楽器の名曲・名盤を聴く1-協奏曲編
2).名手たちの技を聴く-楽器別名演奏家たち
3).楽器を知るための重用語集-楽器と演奏法
4).弦楽器の名曲・名盤を聴く2-ソロ/ソナタ編
5).弦楽四重奏の名曲・名盤を聴く
それと、CD索引付き
と言う構成。
なんか、題名見ていると、難しそうな事書いてありそうに、見えますが、
そんな事無くて、非常に分かりやすく説明してくれています。
しかもくだけた感じで。
読み易いんですよ。
ホント。
パガニーニの
ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調OP.6
に関して、
「この曲は芸術家より、芸人の演奏で楽しむべし。中略...、どんどんおひねりを投げたくなる。
ギトリス、好き。」
とか。
ブラームスの
ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77
に関して、
「<独奏ヴァイオリンを伴う交響曲第2.5番>と、形容した方が...、略、
ともかくオーケストレーションの書法が”濃い”...略、
...、演奏者はトゥッティの中で顔を真っ赤にしながら自己主張せねばならない...略。」
等、面白く且つ、的確に解説してくれています。
自分がコンチェルトのCDを購入する時の、
”良き相棒”
になっております。
今中古しかないみたいですね...。
汚れてきたんで、新しく買い直そうか、
と思ったんですが。
楽天様でも、中古で1ショップだけ。
Amazon様でも、
中古のみ...。
絶版、て事ですか?
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